「データ科学と社会I」 第7回 講義ノート


PowerPoint の基本操作


1. PowerPoint の基本

※以下の画像は「PowerPoint 2007」のものですが、「PowerPoint2013」とほとんど変わりません。

1.1. タイトルページの作成

PowerPoint(以下PP)を起動すると、次のような画面が現れるので、タイトルとサブタイトルを適当に入力する。

見栄えの良いタイトル画面にしたい場合には、例えば「デザイン」にある下のようなテンプレートを利用する。


(このデザインはいつでも変更可能)


1.2. スライドの追加

画面左の、縮小ページが表示されたフレームの中で
「右クリック」 --> 「新しいスライド」
または
「ホーム」 --> 「スライド」 の 「新しいスライド」
でページを追加することができる。


1.3. 文章の挿入

スライドへの文章(テキストボックス)の挿入は、
「挿入」 --> 「テキストボックス」
を選択し、文章を挿入したい場所で「右クリック」をする。

フォントの種類やサイズなどは、Wordと同様の方法で自由に変更できる。

【注意】 一般にフォントサイズは、プレゼンテーションを行う会場の大きさを考慮し、十分大きいものを選ぶ。


1.4. 数式の挿入

スライドへの数式の挿入は、テキストボックスと同様に
「挿入」 --> 「数式」
で行う。入力方法は、Word と同様。


1.5. 図の挿入

「挿入」 --> 「図形」 から、様々な図をスライドに挿入することができる。


1.6. 挿入した図の変形

【図形の移動】

図形を選択してから [矢印キー] で行う。
移動の微調整は、[Ctrl] + [矢印キー] で行える。

【拡大・縮小】

図の上で「右クリック」して下のような表示にする。

マウスカーソルを図の端に移動させドラックして変形させる。

-->   -->

大きさをより精密に設定したいときは、図の上で
「右クリック」 --> 「配置とサイズ」 --> 「サイズ」
で具体的な大きさを入力することができる。

【回転】

図を右クリックし、下のようにドラックして回転させることがでる。

 -->  -->  -->

「右クリック」 --> 「配置とサイズ」 --> 「サイズ」 で回転角度を具体的に指定することもできる。

【その他の変形】

下のように黄色いひし形(PP2016の場合には黄色い丸)をドラックしてやることによって、拡大・縮小以外の変形もできる。

  --> -->

【塗るつぶし・枠線の変更】

図のスタイル(線のサイズ、枠線の太さや種類、塗りつぶし等)は、編集したい図を
「左クリック」 --> 「図形のスタイル」

「右クリック」 --> 「配置とサイズ」 や 「図形の書式設定」
などから行う。

【図の重ね合わせ】

図は、原則として新しく挿入されたものが一番上になる。それ以前に描いた図を上にしたい場合には、図を選択して
「右クリック」 --> 「最前面に移動」 または 「最背面に移動」
などで順序を入れ替えることができる。


2. PowerPoint によるアニメーション

より効果的なプレゼンテーションにするため、アニメーションの挿入が効果的な場合がある。

PPでは簡単にアニメーションを挿入することができる。(ただし、この授業では解説を省略する。)


【演習】 次のサンプルスライドをPPを用いて作成せよ。

ファイル


【課題(2018年5月30日分)】 パワーポイントを使い、次の要件を満たすオリジナルのスライドを制作せよ。

(1) 内容は、自分の好きな数学の定理や公式の紹介とする。

(2) 全3〜4ページとし、1枚目はタイトル(+氏名)とする。

(3) PowerPoint の機能は何を使ってもよい。

(4) 他人のスライドのコピペは厳禁。


「2018_05_30」 というファイル名をつけた上記の課題を添付ファイルとして提出せよ。

提出期限: 6月3日(月)24時
できの良かったものは次回の講義で発表してもらいます。


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