ビデオゾンデとは、降水雲内の降水粒子(雨滴、雪、霰など)を撮像し、地上にリアルタイムで映像送信する高層気象観測機器です。私たちは、総務省SCOPEプロジェクトの中で、明星電気株式会社、北海道大学と共同で、新しいビデオゾンデの開発に取り組んでいます。※写真は水戸での試験飛揚の様子。
科学研究費基盤研究Bにおいて、雷雲内の降水粒子の帯電電荷を測定する機器を開発中です。この機器が開発されることによってリアルタイムで雷雲内の電荷分布を知ることができ、雷発生メカニズムの理解と雷発生予測の精度向上に貢献することが期待されます。※写真は琉球大での試験飛揚の様子。
2014年2月に種子島宇宙センターから打ち上げられた全球降水観測計画GPMコア衛星に搭載された二周波降水レーダDPRの地上検証を目的にJAXAとの共同研究(R1〜R3年度)を実施しています。※写真は山形県蔵王での地上検証の様子。
山口大学で開発された地上設置型降水粒子撮像システムG-PIMMSを新潟市市之瀬、南魚沼市塩沢、金沢大学に設置し、冬季降雪粒子連続観測を実施しています。この観測の一部は鉄道総合技術研究所と日本気象協会との共同研究として実施されています。※写真は新潟市市之瀬サイトの様子。
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