ブックタイトル山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

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概要

山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

143【第2部】2 学部・大学院等の発展かけて、人文学部研究棟の耐震改修工事が行われた。改修後の研究棟には、1 階に人文学部図書室が設けられた。取得可能な資格 人文学部では、教育職員免許状の他、昭和54(1979)年より学芸員資格、昭和60(1985)年より図書館司書資格、平成16(2004)年より社会調査士資格が取得可能となっており、学部の一つの特色になっている。生涯学習活動 人文学部は、平成元(1989)年より、様々な生涯学習活動に携わってきている。その中でも、中心となるのが、「やまぐちサタデー・カレッジ」である。 人文学部は、平成元(1989)年より、一般市民対象の公開講座を毎年数講座開講していたが、平成13(2001)年、それを発展させ、「やまぐちサタデー・カレッジ」とした。この「やまぐちサタデー・カレッジ」は、一般市民だけでなく、人文学部の学生も受講対象者とし、一般市民と学生が共に学びあい、刺激しあう場として企図されたものである。「やまぐちサタデー・カレッジ」の他、現在人文学部が携わっている生涯学習活動には、防府市で行っている公開講座と出前講義がある。異文化交流研究 人文学部は、平成9(1997)年、異文化交流の実施と異文化の研究を目的に、異文化交流研究施設を開設した。この施設の主な活動は、『異文化交流研究施設ニューズレター』及び雑誌『異文化研究』の発行と異文化講演会の開催である。『異文化交流研究施設ニューズレター』と『異文化研究』はともに年1 回発行で、異文化講演は、海外から研究者を招き、年2回開催している。刊行雑誌 人文学部及び東アジア研究科比較文化講座専任教員は、山口大学文学会という学術団体を組織している。この会は、文理学部が開設された昭和24(1949)年の誕生で、年1 回、会誌『山口大学文学会志』を発行している。この『山口大学文学会志』及び前述の『異文化研究』の他、人文学部教員が関係している学内刊行雑誌には『山口大学哲学研究』、『アジアの歴史と文化』、『やまぐち地域社会研究』、『山口国文』、『英語と英米文学』、『山口大学独仏文学』、『やまぐち学の構築』がある。人文学部研究棟外観人文学部研究棟内部