ブックタイトル山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

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概要

山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

162(1967)年)、化学工学専攻(昭和51(1976)年)、電子工学専攻(昭和54(1979)年)、建設工学専攻(昭和59(1984)年)がそれぞれ新設され、工学系のほぼ全ての分野を網羅する最高学府として、順調に発展を遂げていった。 平成2(1990)年には、工学部の全学科改組ならびに山口大学工業短期大学部の改組転換が行われた。学部は、機械工学科(昼間コース、夜間主コース)、応用化学工学科(昼間コース)、社会建設工学科(昼間コース、夜間主コース)、電気電子工学科(昼間コース、夜間主コース)、知能情報システム工学科(昼間コース、夜間主コース)、機能材料工学科(昼間コース)、および共通講座に再編された。また、同年10月、大学院を改組し、長年の懸案であった大学院博士課程が設置され、従来の修士課程は博士前期課程となり、博士後期課程とともに山口大学大学院工学研究科となった。博士前期課程の専攻は前述の各学科に所属し6専攻、一方、博士後期課程は学科間の混成により3 専攻(物質工学、システム工学、設計工学、定員各8 名、総定員24 名)が設置・編成された。 平成8(1996)年には、応用化学工学科、電気電子工学科および機能材料工学科を改組、ならびに、感性デザイン工学科が新しく設置された。また、平成9(1997)年には、大学院工学研究科と大学院理学研究科が統合し、大学院理工学研究科に改称された。 これに伴い、大学院理工学研究科の改組再編が行われ、博士前期課程は、機械工学専攻、応用化学工学専攻、社会建設工学専攻、電気電子工学専攻、知能情報システム工学専攻、機能材料工学専攻、共通講座(数理工学コース)、数理科学専攻、自然情報科学専攻、化学・地球科学専攻となった。博士後期課程は、これまでの3 専攻(物質工学、システム工学、設計工学)に、自然共生科学専攻(定員8 名)が加えられた。また、平成10(1998)年、大学院理工学研究科に環境共生工学専攻及び、平成12(2000)年には、感性デザイン工学専攻が、それぞれ新設された。さらに、平成13(2001)年には、山口大学大学院医学研究科に応用医工学系専攻が新設された。本専攻は、医学と工学とが相互連携のもと、先端的医療機材の開発研究に、幅広い人材の育成を目的とした教育研究組織であり、その独自性を発揮して発展し、内外で注目を集めている。 平成16(2004)年4 月、山口大学工学部は、官立学校・国立大学として、65 年の長きに及ぶ歴史に一旦幕を下ろしたが、全国の国立大学とともに国立大学法人化により、新たな幕が上げられた。 平成18(2006)年4 月、グローバル化に対応できる人材育成、地域社会のイノベーションへの教育研究体制の充実、産業界イノベーションを支える人材の育成などを主な目的として、大学院理工学研究科の改組が行われ、博士前期課程は、理工学研究科応用化学工学専攻、電気電子工学専攻、知能情報システム工学専攻、機能材料工学専攻、自然情報科学専攻及び化学・地球科学専攻を、物理・情報科学専攻、地球科学専攻、物質化学専攻、電子デバイス工学専攻、及び電子情報システム工学専攻に改組し、博士後期課程は、理工学研究科物質工学専攻、システム工学専攻、設計工学専攻、自然共生科学専攻及び環境共生工学専攻を、自然科学基盤系専攻、システム設計工学系専攻、物質工学系専攻、情報・デザイン工学系専攻及び環境共生系専攻に改組した。 平成19(2007)年4 月、地球環境を持続させるための循環型社会の構築に資する人材の育成を目的として、機能材料工学科を循環環境工学科に改組し、応用化学工学科を応用化学科、知能情報システム工学科を知能情報工学科にそれぞれ改称した。