ブックタイトル山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

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概要

山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

169【第2部】2 学部・大学院等の発展設立 人文科学研究科は、修士課程のみで、地域文化専攻と言語文化専攻の2 専攻からなり、定員はそれぞれ4 名ずつの計8 名である。 人文科学研究科は、昭和60(1985)年4月1 日に設立された。人文学部の小講座に対応する形で、地域文化専攻には、哲学、倫理学、中国哲学、日本思想史学、美学・美術史、国史学、東洋史学、西洋史学、考古学、社会学、社会心理学、社会人間学の計12 の研究分野が、言語文化専攻には、国語学、国文学、中国語学、中国文学、英語学、英米文学、ドイツ語学・ドイツ文学、フランス語学・フランス文学、言語学の計9 の研究分野が設けられた。 平成4(1992)年、人文学部言語文学科に新たに言語情報処理学講座が開設されたのに伴い、言語文化専攻の研究分野に言語情報学が加えられた。研究分野の改編 平成5(1993)年の人文学部の改組により、コース制が導入されたことに応じ、平成9(1997)年人文科学研究科の研究分野も大括りのものに改編された。人文学部のコースに対応する形で、地域文化専攻ではそれまでの12 分野が思想文化論、歴史文化論、現代社会分析論、博物・芸術論の4 分野に、言語文化専攻ではそれまでの10 分野が日本語学文学論、中国語学文学論、英米語学文学論、独仏語学文学論、言語学・言語情報論の5 分野にまとめられた。 平成23(2011)年、平成19(2007)年の人文学部改組を受け、再び人文科学研究科の研究分野が改編された。 ただし、この改編においては、変更があったのは地域文化専攻のみで、言語文化専攻は研究分野の枠組みを変更しなかった。地域文化専攻では、人文学部人文社会学科に対応する形で、博物・芸術論の考古学系が歴史文化論へ、美学・美術史系が思想文化論へ統合され、その結果、思想文化論、歴史文化論、現代社会分析論の3 分野となった。 人文科学研究科は、平成24 年3 月31 日現在で、計292 名の修了生を送り出しており、修了生は社会の様々な方面で活躍している。また、修了生の中には、留学生も多い。3 大学院の発展昭和60(1985)年人文科学研究科設立地域文化専攻12 研究分野、言語文化専攻9 研究分野平成5(1993)年言語文化専攻の研究分野に言語情報学を新設平成9(1997)年地域文化専攻の研究分野を12 から4 に、言語文化専攻の研究分野を10 から5 に改編平成23(2011)年地域文化専攻の研究分野を4 から3 に改編3 - 1 人文科学研究科