ブックタイトル山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

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概要

山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

188については、毎年度10 あまりのプロジェクトが採択され、活動を行っており、ユニークな取り組みとして対外的にも評価が高い。また、ボランティア活動団体等の紹介は、学生支援センターを主体として団体審査をおこなうシステムが導入され、学生に安全かつ教育的効果の高いボランティア活動情報を提供している。 「学生相談所」は、吉田地区、常盤地区に臨床心理士をカウンセラーとして常駐させ、学生の修学や交遊関係など様々な悩み事相談を随時受け付けている。なお、学生生活に関する様々なトラブルの相談に対応するものとして、「学生生活なんでも相談窓口」を設け、学生支援課職員による対応がなされている。 就職支援に関しては、キャリアカウンセラー・就職アドバイザーによる相談体制をとり、一人ひとりの状況に応じたきめ細やかな就職活動の支援に力をいれている。また、正課内外のキャリア教育の充実に学生支援センターは積極的に取り組んでいる。センター専任教員によるキャリア教育科目の実施や、学内業界・企業研究会の開催などである。平成21(2009)年に設立された山口県インターンシップ推進協議会の運営に積極的にかかわることで、地域のキャリア教育の拡充にも貢献している。保健管理センター 昭和45(1970)年4 月学長直属の組織として、本部保健管理センターが、医師2 名・看護師2 名の4 名体制で、事務局1 号館1 階に設置された。平成15(2003)年4 月、大学教育機構内の1 センターとして改組され、その後、平成16(2004)年に労働安全衛生法に対応するために、3 キャンパス全てに医師・保健師を配置する体制ができあがった。徐々にスタッフも増員され、平成19(2007)年に現在の医師4 名・保健師5 名・看護師3 名の12名体制となった。医師、保健師、看護師が協力し合って、機能良く運営されている。 主な活動内容は、①健康診断の実施とその結果に基づく健康管理・健康増進支援、②心身の健康相談・支援、③産業衛生活動の3つである。諸種の健康診断はほぼ一年を通して行っており、“受診率100% ”達成を目指している。また、学内の主たる行事では、安全を期するために事前に各種の安全講習会を実施している。教育面では、学生・教職員に対して心身の健康に関する啓発活動を行い、また関連領域の共通教育を担当している。学生の各サークルには、事故防止のための対策や緊急時における対応の指導を行っている。 研究活動面では、保健管理に関する学会・研究集会への参加、そして、学術誌に調査・研究による成果を継続的に発表・投稿している。 一方、社会貢献活動としては、山口大学が市民に提供している市民公開講座・開放授業・おもしろプロジェクト コードオレンジ(主に医学部の学生からなるAEDなどの啓蒙に努めるプロジェクト)の活動風景学長杯争奪駅伝大会前救急講習会救命体験コーナー