ブックタイトル山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

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概要

山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

197【第2部】2 学部・大学院等の発展 本学における自己点検・評価の組織的な取組みの始まりは、平成4(1992)年9 月の「山口大学自己点検・評価委員会」の設置まで遡ることができる。その後、平成13(2001)年4 月の「山口大学評価委員会」へ再編(教育・研究・大学運営の3 専門委員会体制)。そして、平成16(2004)年4 月の国立大学法人法の施行により、平成18(2006)年4 月に「国立大学法人山口大学評価委員会」へ再編。同時に、本法人の教育研究活動等の状況を点検・評価し、その結果の公表を行う組織として「大学評価室」が設置され、現在の体制に至っている。 この間の主な活動としては、自己点検・評価の基本方針の策定及び教員の個別活動に係る情報収集のためのWebシステム「山口大学自己点検評価システム(YUSE)」の開発を経て、平成19(2007)・20(2008)年に、教員の自己点検活動として、「全般的活動評価」、「研究水準評価」及び「教育貢献度評価」を実施したこと、また、平成21(2009)年に、学校教育法に基づく組織評価活動として、機関別(山口大学)及び専門職大学院(技術経営研究科)の各認証評価を受審したことが挙げられる。各認証評価においては、それぞれの認証評価機関より「評価基準を満たしている」との認定を受けている。さらに、第2 期中期目標・計画期間(平成22(2010)~27(2015)年)の前半期において、「YUSE」を発展的に解消するとともに、組織改善のPDCAサイクルの考え方を導入するために、新たに総合的な自己点検評価システムを構築し、運用を開始している。 大学評価室の現在の使命は、「大学活動の質の向上に資するために、自己点検・評価活動を継続的に実施するとともに、効率的な情報収集及び効果的な情報分析を推進し、さらには、社会への説明責任として、自己点検プロセスも含め評価情報を積極的に公開する」ことである。このための施策として、各種評価結果の公表のほか、機関誌「ニューズ・レター」の発刊や「活動白書」による大学活動の情報公開などを行っている。平成4(1992)年山口大学自己点検・評価委員会を設置平成13(2001)年山口大学評価委員会に再編平成18(2006)年国立大学法人山口大学評価委員会に再編大学評価室を設置4 - 5 大学評価室