ブックタイトル山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

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概要

山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

198 エクステンションセンターは、平成15(2003)年4 月、山口大学の地域貢献・社会貢献活動を組織的・総合的に推進するために設置された。設置時は大学教育機構を構成する1 センターとして位置づけられ、センター開設半年後に2 名の専任教員が着任して本格的な活動を開始した。 エクステンションセンターの目的は、センター規則で次のように規定された。 「教育における地域社会との多様な連携の推進及び各部局における社会連携活動の情報の集約を行い、もって国立大学法人山口大学の知的資源の地域社会での有効な活用を図り、地域社会の振興に資することを目的とする。」 具体的な業務としては、これまで各学部単位で行われていた公開講座の全学体制化と拡充、出前講義による高大連携の推進、開放授業の新規実施、中核技術者育成を目的とした特別講座の開設、講演会の開催等講座事業を中心として大学の知的資源の還元体制を構築し活発な講座事業を推進した。 平成20(2008)年4 月には、学長直属の社会連携戦略本部設置等の機構改革が行われ、エクステンションセンターは大学教育機構から離れて、社会連携戦略本部(現 地域連携戦略本部)の下に位置づけられた。また、センター規則の目的から「教育における」の文言を削除し、社会連携に係る企画、立案、調整及び実施に関する総合的業務を担うこととなった。 エクステンションセンターは、従来の講座事業に加え、学内部局・機関と連携しつつ、自治体、民間団体、企業等の様々なセクターとの連携関係を構築し、県内7 地域における地域交流会の開催、山口県、山口市、防府市教育委員会、山口銀行との連携協定に基づく連携事業の推進、大学コンソーシアムやまぐちの運営支援、受託研究の実施等幅広い地域連携活動を展開し、地域社会の振興に貢献してきた。 平成25(2013)年4 月には、センターの名称を「地域連携推進センター」と改称し、専任教員の他部署への配置換えや新たな専門職員の採用等を伴う改組を行い、地域連携推進体制の効率化を図ることとした。公開講座「歩いて、学んで、理解する。カタログにない秋吉台」山口地域と山口大学の交流会(2012 年2 月)平成15(2003)年大学教育機構にエクステンションセンターを設置平成20(2008)年大学教育機構から社会連携戦略本部に所属替平成25(2013)年地域連携推進センターに改称4 - 6 地域連携推進センター