ブックタイトル山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

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概要

山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

31"31創基200周年、「志」をたどる2志【第1部】まかないかた寄宿舎の食堂寄宿舎「学友」表紙COLUMN寄宿舎通学に不便な生徒のため寄宿舎がもうけられ、改築を経て寮舎をふやした。明治24年当時で宿舎費は無料、賄方がつくる食事は1日7銭前後で、1人1日分の米の量は5合1勺だった。食事・入浴・就寝時間以外は自習時間にあてられ、その間、雑談・笑話は禁止、許可なく寝室で休むこともできなかった。また、通俗小説を読むことや囲碁・カルタなどの遊戯も禁じられており、管理は厳しかった。学友会と同窓運動会 明治21(1888)年、学術を研究し知識を交換することなどを目的に「学友会」が組織された。翌年創刊された月刊雑誌「学友」には学術論文、文芸、学内の雑報が掲載された。 また、明治22(1889)年には、体育の奨励を目的として「同窓運動会」を創立、2月11日の紀元節には大運動会を開き、以後、春秋に大運動会、毎月遠足登山をおこなうなど、学生の体育向上と心身鍛錬に資することになった。"