ブックタイトル山口大学記念誌　 「志」つなぎ伝える二百年

概要

山口大学記念誌　 「志」つなぎ伝える二百年

41"41創基200周年、「志」をたどる2志【第1部】提灯行列記念大運動会土産品展覧会ポスター展覧会祝賀式記念祝賀式当日の正門大音楽会広告祭高商改称30周年　昭和10（1935）年、山口高商は改称30周年をむかえた。祝賀式には、九州帝国大学総長や公爵毛利元昭代理、山口県知事、京都帝国大学法学部長らを来賓に招き、参列者は1300人にものぼった。　また、各種の記念事業もおこなわれた。主なものをあげても、日本経営学会山口大会を招致しての公開講演会や研究懇談会などの開催、沿革史展覧会・図書館展覧会・ポスター展覧会・土産品展覧会など各種展覧会、大音楽会の開催、そして、記念大運動会や長崎と大分の高商をむかえての野球リーグ戦開催など、多岐にわたった。　学校、生徒だけでなく、市民が参加して祝賀を盛りあげたことも特筆されるだろう。提灯行列では市内の諸学校や一般市民も行進して高商運動場へ。山口市商工会では広告祭を挙行し、商品を広告する仮装行列をおこなって、市民の目をおどろかせた。　記念出版としては、記念論文集や経営学論集、『山口高等商業学校沿革史』をまとめた。"