ブックタイトル山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

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概要

山口大学記念誌  「志」つなぎ伝える二百年

79"79山口県人の気風の上にあぐらをかいていてはいけない加藤 紘・第11代学長 山口県といえば吉田松陰先生だ大内文化だと言われます。そのDNAは残っているのかもしれないけれど、それは昔のことです。明治維新を見ても分かるように、山口県人には進取の気風がある、改革の気風があるといいますが、それにあぐらをかいていてはいけないのではないか。たしかに山口県人は独特な気風を持っています。自分に対してプライドがある、何かやれるのではないかという気持ちが強い。そういうところは活かす、ただし、いい方向に活かす。どういうふうに活かすかを客観的に冷静に判断する。そういうことも含めて、山口大学がどういう方向に特徴を作っていくかというのが大事なことで、そのあたりは岡先生に期待したいと思います。たくましく、チャレンジ精神に富む人材を共に育てる丸本 卓哉・第12代学長 長州、山口の文化や歴史を活かす、そして、たくましく、チャレンジ精神に富む人材を共に育てる、という「志」を、山口大学の教職員・学生が一体となって、伝えていってほしいと私は思います。それしか他大学に勝つ道はないと思っています。山口大学の「志」について語り合う5志【第1部】"