AIシステム医学医療研究教育センター

AI Systems Medicine Research and Training Center

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SSH徳山高校受け入れ

2018年9月3日、SSH 徳山高校から学生さん2名を受け入れ、10:30-12:00と13:00-14:30の時間を使って、自己開発コースを体験してもらいました。
簡易な心電図計測装置(下写真)をみぞおち近辺に装着してもらい、心電図を記録しました。そして、その心電図データをパソコンにとりこみ、時系列解析をする操作を体験してもらいました。
安静時と計算タスク下(心理負荷条件)の2種類の条件下で計測しました。
Stacks Image 14
心電図からR波のピークを抽出し、R-R間隔データを生成。そのデータをフーリエ変換することでパワースペクトラムを計算しました。
時間の都合で計算部分はデモを見てもらうことになりました。
呼吸変動を反映する高周波成分は、副交感神経が緊張(活性化)している場合にのみ心拍変動に現れる一方、低周波成分は、交感神経が緊張しているときも、副交感神経が緊張しているときも心拍変動に現れると言われています。この知見を利用して、自律神経の活動状況を推定できます。
医学や研究への興味に繋がれば嬉しいです。