山口学研究センター 山口学研究センター

本学への寄付

センター長挨拶

センター長挨拶

 山口学研究センターは、私たちの住む山口県の自然、歴史、産業、観光、流通、教育等に関する研究を推進するとともに、その成果を活用し、地方創生や地域社会の課題解決や活性化に寄与することを目的として、平成27年12月9日に設置されました。

 これまでの山口学の研究プロジェクトに、「古代テクノポリス山口~その解明と地域資産創出を目指して~」があります。この研究では、田中晋作人文学部客員教授と山口大学の教員、学外の研究者にも参加いただき、山口市と共同で、周防鋳銭司関連遺跡の調査を行い、平安時代にこの地で貨幣を鋳造された証である鋳損じ銭や原料の銅を溶かした炉跡を新たに発見しました。これにより、周防鋳銭司跡で銭貨が製造されていたことが確定したと共に、今後は銅の産地や当時の周辺環境の調査から、なぜ山口県のこの場所で鋳造が行われてきたかを解明することが期待されています。

 本学は山口県にある国立大学として、山口学研究センターを中心に、山口県をフィールドに、文理融合の視点から学術的に解き明かし、山口県の持つ魅力を多くの皆様に伝えていきたいと考えています。

山口大学山口学研究センター
センター長 進士 正人

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