2025.03.21

国際総合科学部3年の大城美遥さん、1年生の後藤ゆうわさんが、日本デザイン学会第4支部奨励賞を受賞しました。本賞は優秀なデザイン研究・制作活動に対して表彰されるものです。受賞されたお二人が、この受賞を励みに、さらに精進して今後のデザイン活動の発展に繋げることを期待します。受賞者の受賞理由は、以下の通りです。

受賞者：大城美遥（国際総合科学部3年生）

作品名：フクカプセル

受賞理由：本作品は、循環型社会の実現を目指し、流行を過ぎた洋服に着目したタイムカプセル方式の預かりサービスを提案した。特に、時間の経過による洋服の潜在的な市場ニーズを測るため、返却前にプラットフォーム上で自動公開する機能を設計した点が特徴的である。これにより、利用者が洋服の価値を再認識し、資源循環の促進が期待できる点が高く評価された。

受賞者：後藤ゆうわ（国際総合科学部1年生）

作品名：ひらめきの庭「Interaction Hub」

受賞理由：本作品は、学部生の共創活動を促す空間として、高さ15mの大空間内にワークショップや創作のための諸室を配置し、学生同士の活動が立体的につながるよう工夫されている。さらに、上層階にはスタジオを円周上に配置し、その中心にゼミ生同士の交流を促すプライベートガーデンを設けるなど、随所に共創を支える仕掛けが施されている。これら工夫により、学生にとって居心地の良い空間が創出されている点が高く評価された。