山口大学医学部保健学科実習環境へのご支援のお願い(山口大学基金)

ご挨拶

卒業生の皆様、また卒業生が在籍している医療機関の皆様におかれましては、益々ご健勝・ご活躍のこととお喜び申し上げます。 私たちは、未来の医療を担う専門職の育成に力を注ぎ、質の高い人材輩出を目指して日々取り組んでおります。 このたびは、教育環境のさらなる充実を図るため、皆さまにご支援のお願いを申し上げる次第です。 皆様におかれましては、この趣旨にご賛同いただけましたら、寄付のご検討を頂けますようお願い申し上げます。
山口大学医学部保健学科長 山本健

看護学専攻

看護実習の様子

全員が看護師・保健師の資格取得に加え、一部の学生が助産師資格を目指して学んでいます。 看護教育においては、講義で得た知識を実践に結びつけるための演習や実習の機会が非常に重要です。 しかし現在、演習に不可欠なシミュレータ機器が整備されておらず、学生が繰り返し練習できる環境が大きく制限されています。 30年以上前から使用していた実習機器はすでに老朽化し、修理や部品の調達も困難で、使用ができない状態です。 このままでは、現場で求められる基本的かつ重要な看護技術を、学内で十分に習得することができません。 また、学外の多様な施設での臨地実習や、遠隔地での学びを支えるICT環境の整備も喫緊の課題です。 こうした教育環境を実現するには、大学予算だけでは限界があります。 安心して学べる実習環境の構築のために、皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

検査検査技術科学専攻

検査実習の様子

臨床検査技師の教育では、検体検査機器や分析装置を用いた実習が不可欠です。 しかし、使用している実習機器の多くは設置から20年以上が経過しています。歴代の学生が大切に使用してきた機器も、 故障や経年劣化による老朽化、消耗品供給停止などで継続使用が困難な状況で、教育上の支障が増えてきました。 現場では技術が日進月歩で進化する一方で、教育現場では機器更新が追いついていません。次世代の臨床検査技師を育てるため、教育環境をさらに充実させる必要があります。 信頼性の高い検査を実施できる臨床検査技師を育成するため、皆さまのあたたかいご支援をお願い申し上げます。
寄付金は古い実習機器の修理、更新、実習用の試薬の購入などに使用させていただきます。

ご支援

大学を取り巻く経営環境は年々厳しさを増しており、教育環境の整備と学びの質の向上は喫緊の課題です。 一人ひとりに最適な学びを届けるため、皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

お問い合わせ

山口大学基金事務局
Tel :083-933-5622 Fax:083-933-5624
E-mail:kikin*yamaguchi-u.ac.jp(*を@に置き換え)
山口大学医学部保健学科
E-mail:pm351*yamaguchi-u.ac.jp(*を@に置き換え)