令和5年7月24日（月）に、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科の高橋基樹教授と鄭傚民特定研究員が来学されました。京都大学は、文部科学省・大学の世界展開力強化事業2020年度「アフリカ諸国との大学間交流形成支援」において、タイプＢ：交流推進・プラットフォーム構築プログラムに、東京外国語大学との共同プロジェクトで採択され、同事業採択大学間のネットワーク強化に取り組まれています。高橋教授は同プロジェクトの事業責任者として、採択大学から構成される事業実施国内大学会議の議長を務める等精力的に活動されており、この度、スタートアップ型に採択されている本学の事業に対する進捗確認及び今後の展望についての意見交換のため来学されました。

　本学の同事業責任者である石井由理国際連携担当副学長や、プログラム担当者である共同獣医学部の早坂大輔教授との意見交換では、今後の事業の展開について助言をいただくとともに、高橋教授の専門である開発経済学の観点から、本学のナイロビ大学派遣予定の学生に向けた講義実施等、今後の連携についても提案を受けました。

　また、ナイロビ大学での現地実習を終えた本学学生との懇談も行い、今回のアフリカの経験は、今後のアフリカ地域の発展可能性を考えると貴重な体験となり得ることを、学生に対して強調されていました。

　今回の京都大学との意見交換会実施を受けて、同大学との連携が進み、本学の実施プロジェクトが今後益々発展していくことが期待されます。