山口大学マレーシア同窓会の開催
令和5年8月8日に、マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院(UTM-MJIIT)が所在するUTMクアラルンプールキャンパスにおいて、マレーシア同窓会を開催しました。山口大学海外同窓会マレーシア支部は、平成28年に設立され、設立時に開催されて以降2回目の開催となる今回は、卒業生、また、来賓として稲垣良隆JICAマレーシア事務所次長、Isrami Bin Ismail東方政策元留学生同窓会(ALEPS)代表、濱田勇MJIITプロジェクトチーフアドバイザー他MJIIT関係者2名、及び本学教職員らを含め総勢約30名が出席しました。
会の冒頭で、谷澤幸生山口大学学長からオンラインで開会の挨拶が述べられ、本学の最近の動向の紹介、及び本学発展のための卒業生への協力依頼がありました。その後、マレーシアとの教育研究交流を活発に行っている、大島直樹・技術経営研究科教授から同研究科の取り組みについて、また、古賀毅・創成科学研究科准教授からは、本学の工学部生とMJIITの間で実施している短期研修「イノベーティブデザインプログラム」について、それぞれ紹介が行われました。その後、卒業生の活躍として、Fawzi Bin Ahmad同窓会長、及び古賀准教授の下で学術研究員として研究に従事するNURHAYATI BINTI MD ISSA氏から、在学時の思い出と現在の活動についてそれぞれ講演が行われました。続くパネルディスカッションでは、富本幾文・国際交流担当副学長補佐をモデレーター、各スピーカーとIsrami氏をパネリストとし、”山口大学に留学生を呼び込むにはどうしたらよいか”とのテーマのもと、意見交換を行いました。また、会場の参加者からも、海外の大学では導入が進んでいるオンラインコースの設置の提案等も行われ、各卒業生から、本学の今後の発展のための意見を直接聞くことができる貴重な時間となりました。
会の最後には懇親の時間も設け、旧友や関係者と談笑する様子をうかがうことができ、本同窓会を盛況のうちに終えることができました。
本学では、2022年度からマレーシアを重点拠点国として選定し、同国との交流を推進しています。本同窓会が同国からの留学生を獲得するきっかけとなることを期待しています。
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