耳鼻咽喉科学講座山下裕司教授と橋本誠講師が監修「眼球運動検査装置YVOG-Glass(ワイボーグ・グラス)」が、第7回「Medtecイノベーション大賞」を受賞しました
4月18日(水)から東京都で開催された医療機器の製造・設計に関する”アジア最大級”の展示会・セミナー「Medtec Japan 2018」において、大学院医学系研究科耳鼻咽喉科学講座山下裕司教授と橋本誠講師が監修した、めまい診断用の眼球運動検査装置「YVOG-Glass」が、日本発の革新的な医療機器を表彰する、第7回「Medtecイノベーション大賞」を受賞しました。
「YVOG-Glass」は、山口大学のほかに医療機器製造販売の第一医科株式会社(東京都)、画像処理技術を専門とする株式会社YOODS(山口市)、鼓ケ浦こども医療福祉センター(周南市)の池田卓生耳鼻咽喉科部長によって共同研究開発されたもので、山口県の「やまぐち産業戦略研究開発等補助金」および山口県産業技術センターのサポートを受け、産学公連携により製品化されました。
従来よりも高画質高速カメラを搭載した次世代フレンツェル眼鏡の開発により、眼球の位置・速度等を水平・垂直・回旋の三軸から測定可能となり、解析プログラムによって黒目の動きをグラフ化する画像処理が瞬時に可能となります。そのため、患者さんへの負担が少なくリアルタイムでめまい検査を行うことができます。
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