「平成29年度 山口大学医学部保健学科とチェンマイ大学看護学部・医療科学学部による学生交流プログラム」参加について、学長への報告会を実施しました
平成29年9月12日(火)、「平成29年度 山口大学医学部保健学科とチェンマイ大学看護学部・医療科学学部による学生交流プログラム」に参加した医学部保健学科の学部学生・大学院生と教員、チェンマイ大学医療科学部の大学院生が、岡学長を訪れ報告を行いました。
この交流プログラムは、2005年から行われているAPAHL(Asia Pacific Alliance of Health Leaders(※))の取り組みの一環としてチェンマイ大学との一層の交流を図るため、次の目的を掲げ今年度から実施しています。
■ チェンマイ大学と本学学生の交換交流事業を行い、本学看護学生には、文化の違いに伴う医療・看護の事情について、日本との差や共通点などをタイで体験し学び、また検査技術科学の学生には、タイ固有の疾患の詳細やその検査法、タイの検査システム等を体験し学んでくる。
■ タイからの交換学生は、日本の医学教育や、日本の医療現場の見学や検査の実際、研究方法を学ぶ。これらの活動を通して、医療人としての自覚を促し、学生レベルでの交流や英語のskill upを目指す。
■ 本学の学生は、帰国後報告会を行い、他の学生に対しても啓発を行う。
山口大学からは看護学専攻の学部学生2名(平成29年8月21日から9月1日までの12日間)、検査技術科学専攻の大学院生2名(平成29年8月31日から9月9日までの10日間)、チェンマイ大学からは看護学部の学生5名(平成29年7月16日から23日までの8日間)、医療科学学部の大学院生1名(平成29年8月1日から9月30日までの2か月間)が交流や研究を行いました。
報告会では、参加学生および引率教員から、チェンマイ大学との交流について動画や写真を交えた報告と歓談を行い、学長からは国際交流の大切さについてお話しがあり、これからも推進してゆくよう激励がなされました。
※APAHL(Asia Pacific Alliance of Health Leaders,通称:エイパル)とは、チェンマイ大学・マヒドール大学(タイ)、ニューイングランド大学(オーストラリア)、梨花女子大学(韓国)及び山口大学の5大学による、看護・健康科学領域の学生の専門的能力を伸ばし、将来、国際的に活躍できるようなリーダーを育成することを目的とした組織であり、輪番でフォーラムを開催しています。