山口大学医学部 医学部

宇部市と連携したひきこもり支援体制の充実-医学部に「SDS支援システム開発講座」を設置しました

 この度、山口大学は宇部市と連携して地域の課題を解決するために、「山口大学社会連携講座(※)」の制度により、医学部に「SDS支援システム開発講座」を設置しました。
 SDSとは、Social Distancing Syndrome(社会的距離症候群)の略です。
 全国的にひきこもり者は、約115.4万人とされています。そのうち、中高年(40歳~64歳)のひきこもり者が61.3万人(2019年内閣府調査)と報告され、ひきこもりの長期化と親の高年齢化が明らかになりました。近年、ひきこもり者を支える親が80代になり、精神的・経済的に限界を迎えた、いわゆる「8050問題」が深刻化しています。宇部市において、ひきこもり者は1,600人を超えていると思われ、当事者及びその家族が苦悩を抱えながら相談できず、生活しているのではないかと考えられます。

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