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「細胞デザイン医科学研究所」を設置しました

 令和5年10月1日、人と伴侶動物が共創する社会を目指し、がん・遺伝病の根治に向けた「細胞デザイン医科学研究所」を医学部総合研究棟「医修館」内に設置しました。
 同研究所は、平成28年に発足した「再生・細胞治療研究センター」と、令和4年に発足した「高度ゲノム編集治療・創薬研究拠点」が学際融合した研究拠点を母体とし、発展的に改組、設立したものです。
 本学にとっては、平成12年4月に設立した時間学研究所に次いで、23年ぶりに設置する二つ目の大学附属研究所になります。
 本研究所では、次世代のCAR-T細胞療法の開発を進めている大学院医学系研究科免疫学講座の玉田耕治教授を所長とし、次世代の細胞治療、遺伝子治療のシーズを次々と創出する国際研究開発拠点を目指します。本学が強みとするがんや遺伝病などの難治性疾患に対して細胞や遺伝子、微生物などを改変、改良することで機能を強化・抑制・修復する医療技術を基盤とした革新的な治療法の開発と、創薬の展開に向けた研究を進めます。
 また、その研究結果を伴侶動物に応用し、その成果を人の医療にフィードバックする好循環を構築することで、人と伴侶動物が健康で長生きし、共生する社会づくりへ貢献します。

  細胞デザイン医科学研究所 ホームページ https://ds0n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~celldesign/


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