市民公開講座「からだに優しいロボット手術とがんのお話」開催
山口大学医学部附属病院は、ロボット支援下手術をはじめ、腹腔鏡・胸腔鏡手術など低侵襲手術の技術向上、安全性の追求および教育・研究を目的に、低侵襲手術センター(Center for Minimally Invasive Surgery)を新たに設置しました。同センターではロボット・鏡視下手術を安全に遂行するために、大学病院にありがちな診療科ごとの組織構造から脱却し、その壁を越えた横断的なセンターとして、知識や技術の共有とチーム医療を推進していきます。
本院では、2012年に全国の大学病院に先駆けて内視鏡手術支援ロボットを導入し、前立腺がん手術を中心にロボット支援下手術を行ってまいりました。このたび、2台目となる「ダヴィンチ Xi」を新たに導入し、山口県内で初めて手術支援ロボット2台を稼働させ手術対応の体制を整えました。近年保険適用の範囲が広がり、泌尿器科だけでなく、外科や婦人科領域などの疾患においても手術支援ロボットの手術が行われています。2台体制となることで、患者さんの手術待機期間が短くなり、手術件数も増加しています。
同センターの開設を記念して、12月2日(土)15時から 本院にて市民公開講座を開催します。手術支援ロボットによる最新のがん治療について、対談形式でわかりやすくお話します。当日は、エフエムきららによる公開生放送も同時開催します。
【山口大学医学部附属病院低侵襲手術センター主催 市民公開講座】
「からだに優しいロボット手術とがんのお話~診療科の枠を超えたチーム医療による最先端の治療~」
1.日 時 2023年12月2日(土)15:00~16:00
2.場 所 山口大学医学部附属病院A棟1階オーディトリアム(宇部市南小串1丁目1番1号)
※エフエムきらら(80.4MHz)による公開生放送同時開催
3.参加費 無料
4.講演者 山口大学大学院医学系研究科泌尿器科学講座教授
山口大学医学部附属病院泌尿器科長・低侵襲手術センター長 白石 晃司
山口大学医学部附属病院周産期母子医療センター准教授 竹谷 俊明
下記ページよりお申込みください。
https://ds23e.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~jimu/form/?en=231018115240