ラジオ市民公開講座「カップルで考えよう 不妊治療」を開催
山口大学医学部附属病院は、男性、女性それぞれの不妊原因に応じた治療を行うことを目的に、生殖医療センター(Center for Reproductive Medicine)を新たに設置しました。
同センターでは一般不妊治療から、難治性不妊症患者さんに対して行う体外受精、顕微授精、胚凍結保存・融解胚移植、精巣内精子採取、顕微鏡下精巣内精子採取術といった高度な生殖補助医療技術(ART)などを包括的に実施しています。産科婦人科の研究結果では、卵の質を向上させる目的でメラトニンを投与し、良好な成績を得ています。
また、同センターはカップルが同じ病院でともに受診できる点が特徴であり、産科婦人科と泌尿器科の連携を一層密にし、患者さんに最善の治療を提供してまいります。
開設を記念して、12月11日(月)18時から エフエムきららにてラジオ市民公開講座を放送します。ラジオでは、山口大学病院の最新不妊治療についてわかりやすくお話します。
【山口大学医学部附属病院生殖医療センター主催 ラジオ市民公開講座「カップルで考えよう 不妊治療」】
放送日 2023年12月11日(月)18:00~ エフエムきらら 80.4MHzで放送
講 師 山口大学大学院医学系研究科泌尿器科学講座教授 白石 晃司
山口大学大学院医学系研究科産科婦人科学講座講師 田村 功