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浅井義之教授が防府高校で特別講義を実施

令和6年11月8日、本学医学部システムバイオインフォマティクス講座の浅井義之教授が、防府高校の2年生を対象に「AIによる画像診断および手術に関する研究の現状とこれからの課題」について特別講義を行いました。この講義は同校の「総合的な探究の時間」の一環として実施されたものです。

浅井教授は講義の中で医療現場でのAI技術の役割や、画像診断におけるAIの活用法、医療の診断や治療をAIがどのように支援できるかなどについて解説しました。さらに、将来の課題として、AIの倫理的な側面や医師との協働が不可欠であることなどについても触れました。

講義終了後、生徒からは「医師が考えるのと同じように、AIも考えて治療してくれるのか?」、「AIを使った医学技術の開発をしてみたいと思った」などの感想がありました。また、講義を担当された防府高校の先生は「生徒たちは、これまで文献等で得ていた知識からだけではなく、最新の医療AIの研究をしている浅井教授から直接学ぶことができました。これからの探究活動における新たな指針となるものと確信しております」と感謝の言葉を述べられました。

本学が目指す「地域に根ざした教育・研究」の一環として、本講義は若い世代に科学技術の魅力と可能性を伝える良い機会となりました。今後も地域の教育機関と連携し、未来を担う若者への教育・指導に貢献してまいります。

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