FOCS研究助成事業の贈呈式を行いました
令和6年12月12日(木)、「革新的研究の発掘と育成プロジェクトFinding-Out & Crystallization of Subliminals(FOCS)」の贈呈式を行いました。
FOCS研究助成事業は、医学系研究科及び医学部附属病院に所属する大学教育職員、医学系研究科医学専攻及び保健学専攻博士後期課程の学生を対象とし、医学系研究科、医学部及び医学部附属病院における各研究者の独創的で学術界や社会に影響・貢献を与えることが期待できる『きらりと光る研究』を見出し・育成するために、支援や研究費の助成を行うことを目的とした医学部内の助成事業です。5年度目を迎える今年度は40名の応募のなかから、8名の研究者が採択されました。
式では、田邉剛医学部長から各採択者へ授与証が贈呈されるとともに、今後の研究の発展に期待する激励の言葉がかけられました。
採択者は下記のとおりです。
・第三内科 秋山 優 講師
「糖代謝調節機構における膵β細胞に発現する一次繊毛の役割の解明」
・高次脳機能病態学講座 松原 敏郎 准教授
「認知症の病態に関与する口腔内細菌の解明-脳内炎症仮説に基づく認知症予防を目指した前向き研究-」
・薬理学講座 辻 竣也 助教
「炎症性骨破壊の克服に向けた、炎症性破骨細胞の制御法の確立」
・分子細胞生理学講座 森田 知佳 助教
「免疫シナプス構造へのコレステロール輸送機構の解明と操作技術の開発」
・ME機器管理センター 岡田 悠 臨床工学技士
「人工腎臓接続部材(カプラ)に対する遠紫外線を用いた新規殺菌法の開発」
・免疫学講座 安達 圭志 講師
「固形がん治療に使用可能なエピトープスプレッディング誘導型アロジェニックCAR-T細胞療法の基盤技術開発」
・眼科 吉本 拓矢 助教
「Müller細胞介在グリオーシスと線維化: 転写因子MRTFの機能解明」
・基礎検査学講座 柳井 章江 准教授
「生体内構造体を利用した新規がん細胞増殖抑制作用の解明」