山口大学生が考案、設計した宇部新川駅多目的公衆トイレが完成!
山口大学生が考案、設計した宇部新川駅多目的公衆トイレが完成!
大学院創成科学研究科建設環境系専攻博士前期課程1年(当時)の末田光さんと良田允さんがアイデア提案から設計、施工監修等に携わった宇部新川駅多目的公衆トイレが、2023年12月に完成し、一般利用が始まりました。宇部新川駅周辺に安心して利用できる公衆トイレが少ないという市民の声を受けた宇部市が、山口大学との包括的連携協定に関する枠組みを活用し、公衆トイレの設計と周辺駐輪場の配置を含めたアイデアを同大学工学部、同大学院創成科学研究科の学生に呼びかけたことが始まりです。18作品のうち学内で3作品に絞られ、「宇部新川駅公衆トイレアイディア」選定委員会にて1作品が採用されました。末田さんと良田さんは、「駅からの視認性をテーマとし、建物の向きや宇部市の地域固有資源である桃色れんがを取り入れたデザイン等を工夫した」、「あまりない機会に困難なことも多かったが、宇部市の方や工学部教員の助けを得て制作することができた」と振り返り、市民からも安心で快適な公共トイレの完成に喜びの声が寄せられました。
なお、末田さんと良田さんは、同トイレ横に竣工予定の屋根付き駐輪場とベンチの設置にも携わっており、2024年8月にこちらも完成しました。
(参考)https://www.yamaguchi-u.ac.jp/eng/news/3111/index.html