- 獣医領域における腫瘍性疾患の診断と治療に関する研究
- 獣医領域における高次画像診断技術に関する研究
小動物臨床における腫瘍性疾患と画像診断分野に関する研究を行ってきた。腫瘍性疾患に関する研究では、外科手術に放射線治療などを組み合わせた臨床症例の治療成績の改善に注目し、特に口腔内腫瘍、鼻腔内腫瘍、脳腫瘍、肥満細胞腫などについて臨床的研究を重ねてきた。またこれらの腫瘍性疾患の遺伝子的背景・分子生物学的背景などにも興味があり、自らの研究分野においても今後積極的に分子生物学的手法を取り入れていきたいと考えている。
また小動物領域における画像診断にも興味があり、X線CT、MRIなどに加えて、小動物における関節鏡に関する研究を手がけてきた。今後この関連分野については、腹腔鏡やコンピューター化された最新の診断技術を獣医領域に積極的に取り入れることを考えていきたい。
居室:共同獣医学部2階211室
オフィスアワー:金 16:00-17:30