公募型共同研究について
【2024年度】
山口大学中高温微生物研究センターは、発酵・環境・病原の3部門と昨年度新設された共通基盤研究・開発部門から成る統合型微生物学の研究拠点です。当センターは、「低炭素化社会実現に貢献する高温発酵系の開発」、「熱帯地域に有用なバイオマス利用・新規バイオエネルギー生産系の開発」、「熱帯地域で拡大する感染症の拡大・伝播に対処する診断・予防法の確立」等の研究を進めています。これまでも国内外の研究機関との研究交流・共同研究を実施してきましたが、2018年度より国内研究者との共同研究の公募を開始いたしました。(センターの概要並びに2023年度の採択課題(下記参照)については当センターのホームページをご覧ください。
以下の要領で、2024年度の共同研究を公募し、その共同研究に必要な旅費および研究費の支援を行います。本センター所有の設備や、生物資源(遺伝子資源)を利用した共同研究を奨励しますので、これらの利用がある場合は申請書の「4.研究計画・方法等」の欄にその旨を明確に記載してください。積極的なご応募をお待ちしております。
1.研究テーマ
中高温微生物を中心に,発酵・環境・病原微生物に関する新しい研究分野を開拓するための共同研究。
2.公募内容
上記テーマに即した研究内容を公募いたします。
3.助成金額
上限を30万円とします。ただし、採択時に減額されることもあります。
4.申請資格者
申請をおこなう研究代表者は,国公私立大学,公的研究機関および民間企業等に所属し,当該分野の研究に従事する教員・研究者とします。また,学振PD研究員,科研費等で雇用された博士研究員も研究代表者として申請することが可能(所属研究室の代表者及び受入研究者の承認が必要)です。大学院生・大学学部生が研究代表者として申請することはできませんが,研究メンバーとして参加することは可能です。
なお,研究終了後には報告書(PDF)を提出していただきます。
5.研究期間
2024年4月1日~2025年3月31日
なお,予算の執行は2025年3月21日(金)までに完了すること。
6.申請方法
1)申請書の様式(PDF)は,本ページのリンクからダウンロードしてご使用下さい。
※Word形式のファイルが必要な場合は、お手数をおかけしますが下記メールアドレスへ【申請書Wordファイル希望】の連絡をお願いいたします。
2)申請にあたり,共同研究者となる本センター教員を記入頂きます。当該の教員と事前に研究計画の詳細を打合せのうえご申請ください。
7.申請書提出期限
2024年2月22日(木)までに,下記メールアドレスへPDFファイルをお送り下さい。
8.審査と採択結果の通知
審査は,「当センターの共同研究としての妥当性」,「研究テーマの有用性」,「目標達成の可能性や計画の妥当性」の3項目の観点から,センター公募型共同研究委員会において行います。また,継続課題については,この3項目に加えてこれまでの研究成果も審査項目に加えます。審査結果は決定後すみやかに申請者へ通知いたします。また,原則としてホームページに採択課題・氏名・所属を掲載いたします。
国立大学法人山口大学 中高温微生物研究センター 事務担当宛
〒753-8515 山口市吉田1677-1
TEL:083-933-5246,E-mail:agkenkyu@yamaguchi-u.ac.jp
http://ds0n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~yurctmr/index.html
【2023年度】
課題 番号 |
氏名 所属 |
課題名 |
受入 教員 |
01 |
黒田浩介 金沢大学 |
双性イオン液体を用いた微生物の凍結保存 |
橘 |
02 |
片岡正和 信州大学 |
微生物が産生する無核小胞と遺伝子水平動の関係 |
山 田 |
03 |
内田玲麻 酪農学園大学 |
北海道に生息するマダニからの 新規ダニ媒介性ウイルスの分離 |
早 坂 |
05 |
西田隆司 大阪大学 |
百日咳菌とゾウリムシの共存機構の解明 |
橘 |
06 |
中島浩 (株)アースクリエイティブ |
中温メタン菌の45℃耐熱化による 高効率メタン発酵プロセスの開発 |
今 井 |
07 |
福井学 北海道大学 |
淡水微生物生態系への温度応答性 |
小 林 |
10 |
豊竹洋佑 立命館大学 |
発酵微生物の抗ストレス戦略に寄与する 脂質の機能解明 |
薬 師 |
11 |
松鹿昭則 近畿大学 |
高温キシロース発酵に最適な酵母の選抜 および育種開発 |
山 田 |
12 |
原田勉 株式会社丸久 |
廃米飯等の食品残渣からの エタノール製造技術の研究 |
山 田 |
14 |
松野啓太 北海道大学 |
ダニ媒介性病原体の重感染による マウスモデルへの影響 |
高 野 |
15 |
鈴木絢子 大分大学 |
油脂酵母における油脂とカロテノイドの 生産とその変換 |
赤 田 |
17 |
角川幸治 広島工業大学 |
植物由来放線菌からの バイオフィルム阻害物質の単離・同定 |
阿 座 上 |
18 |
堀江真行 大阪公立大学 |
内在性ウイネス様配列から探る真核生物の 進化と過去のウイルス感染履歴の探索 |
橘 |
19 |
田村友和 北海道大学 |
フラビウイルスの感染宿主動物と組織の 解明に向けた基礎研究 |
早 坂 |
20 |
大田ゆかり 群馬大学 |
酵素・微生物法による連続物質変換を 可能とする酸化還元リサイクル技術の開発 |
赤 田 |
21 |
後藤勝 東邦大学 |
酢酸菌のGntR転写制御因子の特性評価 |
薬 師 |
・2023年度共同研究公募要項
山口大学中高温微生物研究センターは、発酵・環境・病原の3部門と今年新設された共通基盤研究・開発部門から成る統合型微生物学の研究拠点です。当センターは、「低炭素化社会実現に貢献する高温発酵系の開発」、「熱帯地域に有用なバイオマス利用・新規バイオエネルギー生産系の開発」、「熱帯地域で拡大する感染症の拡大・伝播に対処する診断・予防法の確立」等の研究を進めています。これまでも国内外の研究機関との研究交流・共同研究を実施してきましたが、2018年度より国内研究者との共同研究の公募を開始いたしました。(センターの概要並びに2022年度の採択課題(下記参照)については当センターのホームページをご覧ください。
以下の要領で、2023年度の共同研究を公募し、その共同研究に必要な旅費および研究費の支援を行います。本センター所有の設備、生物資源(遺伝子資源)を利用した共同研究を奨励しますので、これらの利用がある場合は申請書の「4.研究計画・方法等」の欄にその旨を明確に記載してください。積極的なご応募をお待ちしております。
1.研究テーマ
中高温微生物を中心に,発酵・環境・病原微生物に関する新しい研究分野を開拓するための共同研究。
2.公募内容
上記テーマに即した研究内容を公募いたします。
3.申請資格者
申請をおこなう研究代表者は,国公私立大学,公的研究機関および民間企業等に所属し,当該分野の研究に従事する教員・研究者とします。また,学振PD研究員,科研費等で雇用された博士研究員も研究代表者として申請することが可能(所属研究室の代表者及び受入研究者の承認が必要)です。大学院生・大学学部生が研究代表者として申請することはできませんが,研究メンバーとして参加することは可能です。
なお,研究終了後には報告書(PDF,WORD)を提出していただきます。
4.研究期間
2023年4月1日~2024年3月31日
なお,予算の執行は2024年3月22日(金)までに完了すること。
5.申請方法
1)申請書の様式(PDF,Word)は,本ページのリンクからダウンロードしてご使用下さい。
2)申請にあたり,共同研究者となる本センター教員を記入頂きます。当該の教員と事前に研究計画の詳細を打合せのうえご申請ください。
6.申請書提出期限
2023年2月22日(水)までに,下記メールアドレスへPDFファイルをお送り下さい。
7.審査と採択結果の通知
審査は本センター公募型共同研究委員会において行い,審査結果は決定後すみやかに申請者へ通知いたします。また,原則としてホームページに採択課題・氏名・所属を掲載いたします。
国立大学法人山口大学 中高温微生物研究センター 事務担当宛
〒753-8515 山口市吉田1677-1
TEL:083-933-5246,E-mail:agkenkyu@yamaguchi-u.ac.jp
http://ds0n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~yurctmr/index.html
【2022年度】
課題 番号 |
氏名 所属 |
課題名 |
受入 教員 |
01 |
阿野嘉孝 愛媛大学 |
耐熱性酢酸菌を宿主として活用する PQQ酵素の生産と機能解析 |
薬師 |
02 | 非公開 | 非公開 | 今井 |
03 | 非公開 | 非公開 | 下田 |
04 |
松谷峰之介 東京農業大学 |
実験室進化と逆遺伝学的手法による 耐熱性Komagataeibacter属酢酸菌の セルロース非生産変異株の取得と解析 |
薬師 |
05 |
東慶直 近畿大学 |
新規Halomonas分離株の複数のジャーファーメンターを同時に用いた高密度培養と物質生産の条件検討 |
片岡 |
07 |
大田ゆかり 群馬大学 |
酵素・微生物法による連続物質変換を 可能とする酸化還元リサイクル技術の開発 |
赤田 |
08 |
石丸隆行 宇部フロンティア大学 |
オートインデューサーの不活化による バイオフィルム制御 |
阿座上 |
09 |
原田勉 株式会社丸久 |
廃米飯からのエタノール製造技術の研究 | 山田 |
10 |
岡地慶直 (株)JSC総合研究所 |
果物や農産廃棄物バイオマスを原料とする 耐熱性酵母によるバイオエタノール 高速生産系の構築 |
山田 |
11 | 非公開 | 非公開 | 早坂 |
12 | 非公開 | 非公開 | 赤田 |
13 |
角川幸治 広島工業大学 |
耐熱性酢酸菌を宿主として活用する PQQ酵素の生産と機能解析 |
阿座上 |
14 |
武藤愛 理化学研究所 |
高温限界における大腸菌遺伝子 欠失株生育度の網羅的解析 |
高坂 |
15 |
北川孝雄 北海道医療大学 |
耐熱性酵母Pichiakudruavzviiの 物質生産に向けた遺伝子工学 ツールの開発 |
星田 |
16 | 非公開 | 非公開 | 今井 |
・2022年度共同研究公募要項
山口大学中高温微生物研究センターは,本学の農・獣医・工・理・医(全理系)学部から集まった26名のメンバーが発酵・環境・病原3部門に分かれ,相互に協力しながら統合型微生物学の研究拠点として研究交流・共同研究を進めています。2014年度からは,本学の「先進科学イノベーション研究センター」の中核の一つとして,低炭素化社会実現に貢献する「高温発酵系の開発」,熱帯地域に有用な「バイオマス利用・新規バイオエネルギー生産系の開発」,熱帯地域で拡大する感染症の拡大・伝播に対処する「診断・予防法の確立」等の研究を中心に研究を進めています。
これまでも,本センターでは,本学の研究拠点形成事業(Core-to-Core Program)とも連携しながら,特に東南アジア諸国の研究者との共同研究を進めてきました。そうした中で,2018年度から,国内の研究者との共同研究も積極的に推進しています。
以下の要領で,2022年度の共同研究を公募し,その共同研究に必要な旅費(宿泊費)および研究費の支援を行います。本センター所有の設備,生物資源(遺伝子資源)を利用した共同研究を奨励しますので,これらの利用がある場合は申請書の「4.研究計画・方法等」にその旨を明確に記載してください。積極的な参加・ご協力,よろしくお願いいたします。
- 研究テーマ
中高温微生物を中心に,発酵・環境・病原微生物に関する新しい研究分野を開拓するための共同研究。
- 公募内容
上記テーマに即した研究内容を公募いたします。
- 申請資格者
申請をおこなう研究代表者は,国公私立大学,公的研究機関および民間企業等に所属し,当該分野の研究に従事する教員・研究者とします。また,学振PD研究員,科研費等で雇用された博士研究員も研究代表者として申請することは可能(所属研究室の代表者及び受入研究者の承認が必要)です。大学院生・大学学部生が研究代表者として申請することはできませんが,研究メンバーとして参加することは可能です。なお,研究終了後には,簡単な報告書(pdf,word)を提出していただきます。
4. 研究期間
2022年4月1日~2023年3月31日
なお,予算の執行は2023年3月24日(金)までに完了すること。。
5. 申請方法
(1)申請書(pdf,word)等の各様式は,本ページのリンクからダウンロードしてご使用下さい。
(2)申請にあたり,共同研究者となる本センター教員を記入頂きます。当該の教員と事前に研究計画の詳細を打合せのうえご申請ください。
6. 申請書提出期限
2022年2月25日(金)までに,下記メールアドレスまで,PDFファイルをお送り下さい。
7. 審査と採択結果の通知
審査は公募型共同研究委員会において行い,審査結果は決定後すみやかに申請者へ通知いたします。
国立大学法人山口大学 中高温微生物研究センター 事務担当宛
〒753-8515 山口市吉田1677-1