研究活動

胃がんの早期発見と治療

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 リキッドバイオプシーによる胃がんのスクリーニング法の開発
胃がんの早期発見のために、血清中の癌関連遺伝子のDNAメチル化や癌ウイルスの検出を行っています。
 胃がんに対する免疫チェックポイント分子阻害剤の適切かつ有効な応用
抗PD-1抗体などの免疫チェックポイント分子阻害剤がどのような胃がんに効きやすいか、検討しています。

人工知能による内視鏡診断

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 内視鏡画像を対象としたコンピュータ支援画像診断の有用性について
内視鏡画像の診断における人工知能の有用性を検討し、医師による癌の見落とし率の低減を目指します。
 ディープラーニングによる胃癌の深達度診断

発光ダイオード(LED)の医療応用

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 白色LEDを用いた新規消化器内視鏡の臨床的検討
 深紫外LED光による殺菌作用についての検討
 歯周ポケット除菌用LED光治療器の開発

 

胃がんの危険因子について

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 EBウイルス関連胃癌。
ヘリコバクターピロリ菌と並び胃がんを起こす病原微生物であるEBウイルス感染に関連する胃がんの病態の解明と特異的な治療法の開発を行っています。
 随時尿から推定する胃癌患者の食塩摂取量の検討
塩分の高い食事を摂取することは、胃がん発生のリスクを高めます。食塩摂取量が胃がんの発生にどの程度の影響を与えているのか、随時尿から検証します。

体内時計と消化器疾患

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 上部消化管疾患におけるクロノタイプ(朝型・夜型)の特徴の探索
上部消化管内視鏡検査で分かる食道、胃、十二指腸の病気と、その病気を持つ患者さんの朝型・夜型など、生活リズムの特徴を調べる研究を行っています。