活動報告

ナイロビ大学獣医学部の学生が山口大学を訪問し実習を行いました

2022.9.20

 9月5日~17日の約2週間の日程で、ナイロビ大学獣医学部の学生8名(本プログラムの1期生、2期生)と教員1名が、山口大学共同獣医学部で現地実習に参加しました。 着いた日に台風が山口を通過し、到着が危ぶまれましたが、無事到着しました。

 1週目は、オリエンテーション、日本語授業、山口大学・共同獣医学部の施設見学、インターンシップとして、ときわ動物園、秋吉台自然動物公園サファリパークの協力による研修等を行いました。2週目は、6日間にわたる動物感染症総合実習を、共同獣医学部4年生とともに受講し、BSL-2実験室での病原体を用いた実践的な実習、狂犬病や炭疽発生時に対応可能な人材の育成を目的とした診断方法を学ぶ実践実習、マウスを用いた動物実験、BSL-3実験室、総合病性鑑定施設(iPADL)を利用した実習を行いました。

 最終日には、「動物感染症実習修了証」が副学部長から全員に授与されました。

 参加したナイロビ大学の学生は、全員初来日でしたが、今回の実習で多くを学び、短期間でしたが日本の生活にも慣れ、大変満足な日本での滞在と山口大学での貴重な体験であったようです。

 10月には山口大学の学生(1期生4名)がナイロビ大学を訪れる予定です。双方の学生が多くを学び、貴重な体験を経験できるように、本プログラムの充実をはかり進めさせていきます。

 学生によるレポートについては、後日、順次公開していきます。