第3期受入学生として、ナイロビ大学獣医学部の学生が山口大学にて実習を行いました
2023.10.27
2023(令和5)年9月4日(月)~15日(金)の約2週間、ナイロビ大学獣医学部の学生4名(本プログラムの3期生)と教員1名が、山口大学共同獣医学部を訪問し、現地実習に参加しました。
1週目は、日本語授業を受け、学生企画の県内バスツアーにて、学んだ日本語を使いながら学生との交流を図りました。また、9月8日(金)には本学学長への表敬訪問にて、覚えたての日本語で自己紹介を行い、日本語学習や山口滞在の様子を伝えました。その他、秋吉台自然動物公園サファリランドや、広島県宮島水族館の協力のもと、学外研修を実施しました。
2週目は、共同獣医学部4年生とともに6日間にわたる動物感染症総合実習を受講し、BSL-2実験室での病原体を用いた実習、狂犬病や炭疽発生時の診断方法を学ぶ実践実習、BSL-3実験室、総合病性鑑定施設(iPADL)を利用した実習などを行いました。 最終日には、学部長から「動物感染症実習修了証」が全員に授与されました。
受入学生らは、昨年度ナイロビで交流した本学第1期・2期派遣学生との再会を喜んだり、9月第3週から派遣される第3期派遣学生らとも新たな交流を始め、帰国時には一緒に福岡空港まで向かったりするなど、学生間交流を深めることができました。この事業を通じて、両大学の交流はもちろんのこと、グローバルな視点からの学びにつながればと期待しています。