活動報告

第7回「アフリカフェア」を開催し、ナイジェリアについて紹介しました

2024.6.18

 2020(令和2)年度に採択された「大学の世界展開力強化事業」~アフリカ諸国との大学間交流形成支援~プログラムの一環として、第7回アフリカフェアを2024年5月30日(木)に開催しました。

 プレゼンターはこの4月にナイジェリアから本学共同獣医学研究科に入学したばかりの博士課程1年Bala Ningi Umarさん。「アフリカの巨人」と謳われるほどの人口と経済規模を持つナイジェリアですが、まず初めに驚いたのがその「多様性」。国内には371の部族が存在し、500以上(!)もの言語が話されているそうです。また、宗教もキリスト教とイスラム教が50:50であり、ほぼ単一民族・言語・宗教の日本で生活する私達には想像のはるか上を行く多様な国家です。さらに特筆すべきはナイジェリアの「Nollywood」。ハリウッドでもなく、ボリウッドでもなく、ノリウッド。それほどナイジェリアの映画産業は有名とのことでした。

 その他観光や食文化、スポーツ、ギネス、有名人などなど、ナイジェリアの魅力がぎゅっと凝縮されたUmarさんのプレゼンに、参加者は終始耳を傾けていました。Q&Aセッションでも質問が立て続けにあり、会場はナイジェリアの空気に包まれる中盛況のうちに幕を閉じました。

 2020年採択当時はわずか5人だったアフリカ人留学生も、2024年現在は23人に、出身国も5ヵ国から10ヵ国に増えました。そしてこのイベントの参加者についても学生・教職員・他大学生、アフリカ諸国(オンライン)からと幅広くご参加いただけるようになりました。

 今年度もアフリカフェアのみならず、色々なアフリカにまつわる企画をしていく予定です。


ナイジェリアについて/ プレゼンターのUmarさん

各部族の伝統衣装について / アフリカフェアの様子

参加者からの質問 /ユーモアを交えて回答するUmarさん/イベント参加者たちと

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