ナイロビ大学獣医学部生と人文社会科学部の学生が山口大学にて実習、セミナーを行いました
2024(令和6)年8月20日(火)~9月2日(月)の2週間、ナイロビ大学獣医学部の学生4名(本プログラムの4期生)と教員1名が、山口大学共同獣医学部を訪問し、現地実習に参加しました。また今年3月に本学学生・教員がナイロビ大学人文社会科学部へ初訪問したことを受け、この度、同学部生1名と教員1名が本学国際総合科学部を訪問し、交流セミナーや学長表敬などを行いました。
1週目は、学生5名ともに日本語授業を受け、日本文化体験や本学留学生サポーターが企画したそうめん流しに参加し、学生交流を図りました。また獣医学部生は、秋吉台自然動物公園サファリランドにて1日インターンシップを行いました。
2週目は、獣医学部生においては、共同獣医学部4年生とともに6日間にわたる動物感染症総合実習を受講し、BSL-2実験室での病原体を用いた実習、狂犬病や炭疽発生時の診断方法を学ぶ実践実習、BSL-3実験室、総合病性鑑定施設(iPADL)を利用した実習などを行いました。最終日には、早坂共同獣医学科長から「動物感染症総合実習修了証」が全員に授与されました。人文社会学部生においては、国際総合科学部にて茶道や学生による日本の伝統舞踊に触れる一方で縁日などの日常的な文化も体験しました。また、8月28日(水)に学長表敬を行ったほか、「山口―ケニア交流セミナー」を開催し観光・文化、教育をテーマに、本学学生・教職員とディスカッションするなど、有意義な異文化交流を図りました。
文部科学省「大学の世界展開力強化事業」での受入プログラムは今年度で最後となりましたが、ナイロビ大学との大学間協定を基に、今後も活発な学生間および研究交流を通じて両大学の更なる国際化と発展が期待されます。
交流セミナー / 動物感染症総合実習 / 動物感染症総合実習修了式