ナイロビ大学医学部の学生・教員が山口大学を訪問
2025.3.27
2025(令和7)年3月3日(月)から8日(土)にかけて、ナイロビ大学医学部の学生2名と教員1名が山口大学医学部を訪問し、臨床実習の見学や学生交流を行いました。
訪問初日、一行は吉田キャンパスを訪れ、谷澤学長を表敬訪問。医学部出身の学長と海外研修での思い出を語り合い、和やかな雰囲気の中で懇談が行われました。また小串キャンパスに移動し、田邉剛医学部長と面会。昨年9月にナイロビ大学で研修を行った本学医学部の学生とも再会を果たしました。
2日目は、附属病院のヘリポートや図書館を含むキャンパスツアーを実施。続いて細胞デザイン医科学研究所(RICeD)所属教員の研究室を訪れ、最先端の研究環境に触れた参加者から高い評価を受けました。
3日目と4日目は、臨床実習の一環として消化器内科学講座および消化器・腫瘍外科学講座に参加、附属病院の手術室や検査室などを見学しました。また、スペイン人講師による特別講演が開催され、国際的な医学の知見を広げる機会となりました。夜には、医学部国際医療研究会主催で本学の学生や留学生、教職員を含む約40名が参加する歓迎懇親会が開かれ、ナイロビ大学の学生との活発な交流が行われました。
最終日には、医学部学生が企画した学外見学が行われ、山口およびその周辺地域を訪問。茶道体験も行うなど、日本の歴史や文化に触れました。
今回の訪問を通じて、山口大学とナイロビ大学との学術交流が一層深まり、今後のさらなる協力関係の発展が期待されます。