山口大学細胞デザイン医科学研究所設立記念シンポジウムを開催しました
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令和6年2月28日(水)”山口大学細胞デザイン医科学研究所設立記念シンポジウム”を開催しました。
山口大学細胞デザイン医科学研究所は、山口大学が強みとする革新的細胞デザイン技術を核とした、次世代の細胞治療、遺伝子治療のシーズを次々と創出する国際研究開発拠点を目指し、山口大学としては23年ぶりとなる附置研究所として、令和5年10月に設立されました。本シンポジウムは、設立を記念するキックオフイベントとして、宇部市のANAクラウンプラザホテル宇部(オンライン併用)にて開催され、対面・オンラインを合わせて198名が参加しました。
当日は、研究所で取り組む各研究分野から、この日のために世界的にも著名な講師陣が全国から集結し、独創的な講演が繰り広げられ、会場は熱気に包まれました。さらに、金融や行政、コンサルといった視点からも、各研究分野の先進性や重要性について考察がなされ、研究所の果たすべき役割についてあらためて共有する場となりました。
・山口大学細胞デザイン医科学研究所設立記念シンポジウム プログラム
■日時:令和6年2月28日(水)14:00~18:00
■会場:《対面開催》ANAクラウンプラザホテル宇部 国際会議場
《オンライン開催》Zoom配信
■開会挨拶 来賓挨拶 概要説明
■座長:玉田耕治 先進細胞治療研究部門長
「iPS細胞を材料とした即納型汎用性T細胞製剤の開発 ~がんおよびウイルス感染症への応用~」
京都大学医生物研究所 所長 河本宏
■座長:宮本達雄 先進ゲノム編集治療研究部門長
「医学・医療分野におけるゲノム編集技術の展開」
広島大学ゲノム編集イノベーションセンター センター長 山本卓
■座長:水野拓也 医・獣トランスレーショナル臨床研究部門長
「エクソソームの医療革命」
東京医科大学医学総合研究所未来医療研究センター 特任教授 落谷孝広
■座長:浅井義之 システム医学情報研究部門長
「医学のためのAI」
慶應義塾大学医学部医学研究科 教授 桜田一洋
■座長:玉田耕治 研究所長
「創薬モダリティの現状と展望」
JST研究開発戦略センターライフサイエンス・臨床医学ユニット フェロー 辻真博
「再生・細胞医療・遺伝子治療のグローバル動向と将来性」
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 パートナー 花村遼
主催:国立大学法人山口大学
後援:山口県、宇部市
- 谷澤学長による開会挨拶
- 玉田所長による概要説明
- シンポジウム会場の様子