Research Institute for Cell Design Medical Science

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設立記者会見及びテープカットセレモニーを行いました。

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 山口大学は新たな研究所となります「細胞デザイン医科学研究所」を令和5年10月1日に設立しました。これは平成28年に発足した再生・細胞治療研究センターと令和4年に発足した高度ゲノム編集治療・創薬研究拠点が学際融合した研究拠点を母体として発展的改組を行い設立したものです。

 本研究所は、次世代のCAR-T細胞療法の開発をすすめている大学院医学系研究科免疫学講座の玉田耕治教授を所長とし、本学が強みとする革新的細胞デザイン技術を核とした、次世代の細胞治療、遺伝子治療のシーズを次々と創出する国際研究開発拠点を目指します。

 本研究所の設立に伴い、10月5日に設立記者会見及びテープカットセレモニーを行いました。会見ではまず本学の谷澤幸生学長から「大学の総力を結集し、世界でも有数の研究開発拠点となることを目指したい」との抱負が述べられ、続いて上西研理事・副学長及び玉田耕治所長から本研究所の概要について説明が行われました。

 本研究所は先端がん免疫治療を開発・推進することにより、多くの患者を治癒に導くとともに、世界で初めてゲノム編集による遺伝病治療を伴侶動物で行い、さらにその成果を人医療にフィードバックする好循環を生むことで、人と伴侶動物が健康で長生きし、共生する社会づくりへ貢献します。