
検査部について
検査部は外来あるいは入院の患者さんが正しい診断と適切な治療を受けられるように、血液検査、生化学・免疫検査、一般検査、微生物検査、生理機能検査(心電図、脳波、呼吸機能検査等)、遺伝子検査など多くの検査を専門に行う部門です。
主要な血液検査については24時間体制で行われています。検査の精度管理を定期的に行い、正確なデータをお届けできるよう日々努力しています。
山口大学医学部附属病院検査部は、
以下の理念・目的のもと、日々の業務・教育・研究に取り組んでいます。

【理念・目的】
- 患者を中心とした医療の実践。
- 新しい検査法の研究開発と高度先進医療の実践。
- 検査医学および検査技術の教育・啓蒙と人材育成。
- 全てを創意工夫の対象とした絶えざる改善の実践。
当検査部は、外来・入院患者さんに対し、正確な診断と適切な治療を支援するために、生化学的検査、免疫学的検査、血液学的検査、尿・糞便等一般検査、微生物学的検査、遺伝子検査、生理機能検査(心電図、脳波、呼吸機能等)など多くの検査を専門に行う部門です。主要な検査は24時間体制で実施し、迅速かつ正確な結果を提供できるよう努めています。
また、データの正確性を確保するため、日本臨床衛生検査技師会、日本医師会、米国病理学会(CAP)などの外部精度管理を定期的に受け、品質向上に取り組んでいます。
さらに、当検査部は2020年3月にISO15189(国際的な医療検査の品質基準)を取得し、技術や品質の管理・運営が国際的に認められています。
施設の充実も進んでおり、2023年5月には検体検査室、2023年11月には生理機能検査室が移転し、多くの検査機器が最新のものに更新されました。
これにより、より迅速で精度の高い結果報告が可能となっています。今後も、患者さんに信頼される検査部として、最先端の技術と高品質な検査を提供し続けます。
検査部沿革
-
1949年 3月
山口県立医科大学附属病院総合試験室設置
-
1951年10月
わが国で最初の臨床病理学講座を開設(柴田 進教授)総合試験室を臨床病理部と改称
-
1960年 4月
附属衛生検査技師学校設立
-
1967年 6月
国立移管に伴い附属病院検査部新設
-
1970年 4月
附属病院中央診療新設
-
1972年 4月
衛生検査技師学校を臨床検査技師学校と改称
-
1979年10月
医療技術短期大学部設置
-
1983年 4月
臨床検査医学講座新設
-
1997年 4月
附属病院病理部新設
-
2001年 1月
医学部保健学科新設
-
2005年 4月
医学系研究科保健学専攻(修士課程)新設
-
2007年 4月
医学系研究科保健学専攻(博士課程)新設
-
2014年 4月
附属病院病理部を病理診断科と改称
(検査部とは別部署となる) -
2019年 6月
A棟(新病棟)竣工
輸血部、病理診断科がA棟に3階に移転 -
2023年 4月
超音波センターが新中央診療棟2階に移転
-
2023年 5月
検体検査室がB棟2階に移転
-
2023年11月
生理機能検査室が新中央診療棟2階に移転
歴代部長
-
柴田 進 教授
1967年 6月 - 1970年10月
-
宮地 隆興 教授
1971年 6月 - 1989年3月
-
大庭 雄三 教授
1989年12月 - 1999年3月
-
日野田 裕治 教授
1999年11月 - 2012年3月
-
山﨑 隆弘 教授
2013年11月 - 現在
(部長不在期間は他診療科長が兼務)
歴代技師長
-
鶴田 実 技師長
1975年 4月 - 1981年3月
-
米原 ヤス子 技師長
1981年 4月 - 1997年3月
-
亀岡 満子 技師長
1997年 4月 - 1999年3月
-
中村 準二 技師長
1999年 4月 - 2014年3月
-
水野 秀一 技師長
2014年 4月 - 2021年3月
-
西岡 光昭 技師長
2021年 4月 - 現在