第8回植物科学セミナーを開催しました - 山口大学研究拠点 植物ロバストネス研究センター|Plant Robustness Research Center

activities 第8回植物科学セミナーを開催しました

20251128日に、広島大学理学部生物科学科の深澤壽太郎准教授をお招きして、「DELLAタンパク質を介した植物の成長制御機構」と題したご講演をいただきました。ジベレリンは、1926年に日本人の黒沢英一によってイネの馬鹿苗病の原因毒素として発見されました(2026年はジベレリンが発見されて100年になります)。ジベレリンは、植物の発芽、茎の伸長、花成を促進する植物ホルモンです。セミナー前半では、ジベレリンシグナル伝達における抑制因子DELLAと相互作用する転写因子GAF1の発見に至る研究過程についてご紹介いただきました。後半では、深澤准教授の研究グループが近年明らかにした、花成におけるDELLAの役割、さらに食害応答により誘導されるジャスモン酸を介したジベレリン内生量の調節機構など、DELLAを中心とした植物の成長制御に関する最近の研究成果をご説明いただきました。当日は理学部の学生を中心に30名を超える教職員・学生が参加し、活発な質疑応答や議論が行われ、大変有意義な時間となりました。

PAGE TOP