activities 全て
2024年8月9日
植物生理学グループの菊池涼夏助教らが「高次倍数化シンドローム」のメカニズムの一端を解明
創成科学研究科(農学系)の菊池涼夏助教らの研究グループは、神奈川大学理学部 岩元明敏教授および坂本卓也准教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科 松永幸大教授、東京大学大学院理学系研究科 杉山宗隆教授との共同研究により、モデル植物のシロイヌナズナを対象として、ゲノムが高次倍数化すると成長が抑制される「高次倍数化シンドローム」という現象に着目し解析を行った結果、高次倍数体では細胞増殖と細胞体積の増大の両方が大きく抑制されており、その原因の1つが増加した染色体同士が何らかの理由で互いにくっついてしまう「染色体束化」であることが示されました。
植物における倍数化は、農作物の生産向上のために実際に活用されています。「高次倍数化シンドローム」のメカニズムの解明は、生産性の高い農作物をより効率よく作出する手法の確立につながることが期待されます。
本研究成果は、2024年7月5日(英国時間)にOXFORD ACADEMIC「Journal of Experimental Botany」誌にて公開されました。
https://www.yamaguchi-u.ac.jp/wp-content/uploads/2024/08/24080901.pdf
https://academic.oup.com/jxb/article/75/18/5703/7708264

2024年7月23日
生物物理学グループの清水和眞さん,西村紀彦さん,沖村千夏さんが 21st IUPABにおいてポスター賞を受賞
創成科学研究科 地球圏物質科学系専攻 生物学コース(生物物理学研究室 博士前期課程)の清水和眞さん、西村紀彦さん、及び、生物物理学研究室 学術研究員の沖村千夏さんが、2024年6月24~28日に京都国際会館で開催された21st IUPAB(第21回国際生物物理学会)において Student and Early Career Reseacher Poster Award(学生・若手研究者ポスター賞)を受賞しました。3人は細胞集団運動や単独の細胞の運動について研究しており、今後の研究の発展が期待されます。

2024年6月28日
植物生理学グループの菊池涼夏助教がエフエム山口「大人ウォーク」に出演
創成科学研究科(農学系)の菊池涼夏助教がエフエム山口「大人ウォーク」に出演し、植物のゲノム倍数化の仕組みや将来的な応用展開についてお話ししました。
https://www.youtube.com/watch?v=9xWE4jLLbVQ

2024年6月7日
第6回植物科学セミナーを開催しました
2024年6月6日(木)に、本学において第6回植物科学セミナーを開催し、東京農業大学 生命科学部 バイオサイエンス学科の太治 輝昭先生をお招きして「超耐塩性植物の作出と社会実装に向けたこれからの挑戦」と題したご講演をいただきました。
本セミナーでは、植物の耐塩性に寄与するSALT遺伝子の発見過程から、その社会実装に向けたこれからの取り組みについてご紹介いただきました。
当日は理学部および農学部から30名を超える教職員・学生が参加し、セミナー終了後も活発な質疑応答や議論が行われ、大変有意義な時間となりました。

2024年2月21日
武宮班の研究成果がNature Communicationsに掲載

2023年12月4日
武宮班の冨士彩紗さんが Taiwan – Japan Plant Biology 2023 (TJPB2023) において Poster Presentation Excellence Award を受賞

2023年10月30日
松井班の研究成果がNature Communicationsに掲載
2023年10月12日
妻鹿班の日名弘貴さんが第15回中国地域育種談話会で優秀発表賞を受賞

2023年10月12日
妻鹿班の平田駿一郎さんが第15回中国地域育種談話会で優秀発表賞を受賞


2023年10月3日
本プロジェクトの2023年度シンポジウムを開催しました
去る9月21日(木)午後1時から,2023年度シンポジウムを開催しました。
本プロジェクトメンバー4名の研究成果発表に加え,プロジェクト共同研究者梅澤泰史先生(東京農工大),および多田安臣先生(名古屋大),本庄三恵先生(京都大),工藤洋先生(京都大),松下智直先生(京都大)をお招きして,幅広い話題で最先端の研究成果をご紹介いただきました。
教員(演者含む)15名,学生・院生44名の参加があり,活発な議論が交わされました。

