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学生支援センター

本学への寄付

性について

(1)性暴力とは

 いつ、どこで、だれと、どのような性的な関係を持つかは、自分で決めることができます。
 望まない性的な行為は、すべて性暴力にあたります。 あなたや周りの人は、自分の心と体を尊重される権利を持っています。
 性暴力は、その権利を著しく侵害するものです。 被害者の心身に長期にわたり重大な悪影響を及ぼします。

 ○次のような行為はすべて性暴力です。
  ・同意のない性的な行為……同意のない状態でのボティタッチ、キス、性交等、痴漢、アルコール等を使用した性暴力、SNSを通じた性被害
  ・セクシャルハラスメント(他人を不快にさせる性的な言動)……じろじろと見る、しつこくデートに誘う、肩を揉む、性的にからかう
  ・アダルトビデオ(AV)への出演強要等の性産業への望まない従事

 ○性暴力が起きないようにするには
   お互いに気持ちのよい関係を築き、相手の意思を尊重することで、性暴力を防ぐことができます。

 ○困った時、被害にあったかもしれないと思ったら
   あなたは悪くありません。被害に遭った時に、体が固まる、声が出せないことはよくあります。突然ショックな経験をすると、自然な反応として、心や体に様々な変化が生じます。
   学生生活なんでも相談窓口を訪ねてみましょう。他のどの相談窓口、学部の学生担当係(学務係、教務係等)でも構いません。まずは相談してみましょう。

(文部科学省・生命(いのち)の安全教育資料「お互いの心と体を大切にするために ー性暴力のない社会に向けてー」より)

<動画「性暴力とは?」>(17分)
 参考になる事例とその解説が紹介されてます。
  https://www.youtube.com/watch?v=bKCnCzdc89Q
  (文部科学省HP「性犯罪・性暴力対策の強化について」)

 〔ビデオの内容〕
  ・性暴力とは何か?
    体に触る性暴力、体に触らない性暴力
  ・デートDV DV(ドメスティック・バイオレンス)
    身体的暴力、精神的暴力、性的暴力、経済的暴力
  ・デートDVの事例
  ・性暴力の例(SNS等を通じた被害)
    SNSを通じた性暴力の被害者にならないためには
  ・性暴力の例(セクシャルハラスメント)
  ・性暴力にあうと起こること
    心の傷、体の傷
  ・性暴力はどうして起こるの?
  ・性暴力が起きないようにするためには
    自分を大切にする 相手を大切にする 暴力をゆるさない
  ・SNS等を通じた被害と加害を防ぐには
  ・二次被害
    性暴力にあった人が周りの人の理解のない言動で心や体がさらに傷つけられること

 

(2)妊娠・出産に関連して

 ライフプランを考えたことはありますか?
 将来の進学、仕事に加え、結婚や、妊娠・出産をどうするかについては、その時期も含め、あなたの自由な意志に基づいて決めることです。希望を実現するために、どんな選択肢があるのかや、年齢により体がどう変化するのかなどについて、正しい知識・情報を得ておく必要があります。それらをふまえ、一人一人が意志をもってライフプランを考えることがとても大切です。

 ○性にかかわる意志決定・行動選択
  ・性に関わる行動は、自分だけではなく、相手の人生にも大きくかかわります。
  ・「こんなことを言ったら相手に嫌われてしまうのでは」と恐れたり、「まあいいか」と一時の感情に流されるのではなく、自分にとって大切なことはきちんと相手に伝えましょう。
   また、自分の意志と同じように相手の意志も尊重しましょう。
  ・行動選択をする上では、正しい知識を持つことが重要です。性に関する疑問があっても、恥ずかしくてなかなか口に出せないかもしれませんが、体や心の悩みを一人で抱えなくてよいことを知っておいてください。
  ・健康面や経済面などを含め、家族として妊娠や出産の準備ができているかどうかということは重要です。
   このような観点からは「避妊」が選択肢となることがあり、その方法としてはコンドームやピルが選択肢として考慮されます。
   もし避妊に失敗した場合等には、産婦人科の医療機関を受診の上で、性交から服薬まで72時間(3日間)を超えない間に内服薬で緊急的に避妊する方法が取られることもあります

 

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