【開催報告】2022年度第1回「ガクセイ社会科見学(バスツアー)」を開催しました!
2022年8月30日(火)に第1回「ガクセイ社会科見学」を開催し、9名の学生が参加しました。
今回の「ガクセイ社会科見学」では、金魚ちょうちんや白壁の町並みといったどこか懐かしい雰囲気を感じられる柳井市と、 世界遺産登録を目指している錦帯橋で有名な岩国市を訪れました。
最初に、柳井市の地元企業・カワノ工業株式会社を訪問しました。 前半は、会社の会議室で企業説明が行われました。 代表取締役社長の河野和明さんから、90年近い会社の歴史や、柳井市をはじめとした山口県への地域貢献、 柳井市の特産品・金魚ちょうちんのPR活動等についてお話しいただきました。
後半には、会社から徒歩2分の場所にある柳井工場を見学しました。 そこでは電柱等のコンクリート製品が製造されており、 普段は何気なく目にしている電柱が流れ作業で次々と造られていく光景はとても新鮮でした。
続いて、岩国市の地元企業・朝日鉄工株式会社を訪問しました。 会社に到着後、まずは昼食の時間をとりました。 「岩国寿司」のお弁当をご用意いただき、地元ならではの郷土料理を味わうことができました。
昼食の後、代表取締役社長の鈴木義治さん(山口大学経済学部OB)に歓迎のご挨拶をいただき、 今年の4月に入社された津田伊織さん(山口大学経済学部OB)からは、 自身の就職活動の取り組み方や現在担当している仕事内容等をお話しいただきました。 その後は隣接する工場を見学しました。製造中の巨大なタンクに圧倒され、 一方で溶接等の作業を一つひとつ丁寧にされている社員の方々の仕事ぶりが印象的でした。
最後に、岩国市が誇る名勝「錦帯橋」を訪れました。 2001年度~2003年度に行われた錦帯橋の全面架け替え工事(いわゆる「平成の架け替え」)を 棟梁として指揮された海老崎粂次さんをお招きして、「平成の架け替え」当時のことや、 木造建築にかける熱い想いをお話しいただきました。
≪参加した学生の感想≫
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- 普段なかなか見られない企業の裏側を見たり、実際に働かれている方々の様々な観点からのお話が聞けて非常に満足度が高い一日だった。
- 錦帯橋の施工に携わった方のお話を聞き、初めて知ったことがたくさんあり、橋を渡る際にそれを意識すると見方、感じ方が以前と変わったと思います。
- 内容にとても満足したので、もっと多くの学生にも参加してほしいと思いました。
今後も、学生の皆さんに山口県の魅力をたくさん知ってもらえるようなイベントを企画してまいります。
お問い合わせ先
窓口 地域未来創生センター・若者定着促進室(山口大学内)
担当 重松、山田、五島
TEL 083-933-5477
E-mail wakasoku@(アドレス@以下→yamaguchi-u.ac.jp)