【開催報告】2023年度第1回「ガクセイ社会科見学（バスツアー）」を開催しました！

2023年9月11日(月)に第1回「ガクセイ社会科見学」を開催し、17名の学生が参加しました。

今回の「ガクセイ社会科見学」では、『やまぐちスイーツロード』と銘打ち、山口県内でスイーツ作りに携わっている企業などを訪問しました。訪れた地域は、大内文化を代表する瑠璃光寺五重塔で有名な山口市と、白壁の町並みに金魚ちょうちんが優雅に泳ぐ柳井市です。

最初に、山口市の企業である株式会社豆子郎を訪問しました。

本社到着後、茶藏唵の御迎処で企業説明が行われ、総務部の岡村玲奈さん（山口県立大学国際文化学部卒業生）より会社の創業から今までの歩みを解説いただきました。美味しさを追求することへの創業者の熱い想いが現代までしっかりと受け継がれていることを感じました。

続いて、製造部の矢野優さんに工場の中をご案内いただき、原料となる小豆のことや、製造工程などを解説いただきました。

最後に、メイン商品である「生絹豆子郎」、「簾子豆子郎」を試食させていただきました。販売部の樫本萌さん（山口県立大学国際文化学部卒業生）より、一番美味しい状態でお客様に召し上がっていただくために、その時々に応じた工夫が施されていることをご説明いただきました。企業理念である「美味しいものを通じて、お客様の喜びと幸せに貢献する」がまさに体現されていると実感しました。

次は柳井市に移動し、あさひ製菓株式会社を訪問しました。

まず、人事部の原田敬部長に工場をご案内いただきました。メイン商品の「月でひろった卵」をはじめ様々な製造ラインを見学しながら、安全管理や製造工程などをご説明いただきました。原材料の段階から普段私たちが目にしている商品の形になるまで、どのような流れで製造されていくのか理解することができました。

工場見学後は、坪野恒幸代表取締役社長より、社員が働きやすい環境づくりに取り組んでいることや、食品ロス削減のためスイーツ&パンのアウトレット「ハーフスイーツ」を展開していることなどを説明いただきました。続いて、販売管理部の菊野理佳さん（山口大学農学部卒業生）より現在の仕事内容について語っていただきました。商品企画から販売にいたるまで何でも挑戦できる環境があり、多くの若手社員が活躍されていることが分かりました。

最後に、「月でひろった卵」を数種類試食させていただきました。学生たちは、このお菓子がどのように工場で作られているのか思い浮かべながら、美味しそうに食べていました。

続いて、同じく柳井市にある株式会社アデリーを訪問しました。

本社到着後、まず昼食をとりました。昼食はシュクルヴァンのご当地メニューの「柳井バーガー」と「チキンチキンごぼう」を用意しました。事業戦略推進本部の秋山鈴翔さん（山口県立大学国際文化学部卒業生）による企業説明を聞きながら、若手社員の方々と昼食を囲み、アデリーに入社した理由や現在の仕事内容などざっくばらんに話していただきました。

昼食後、小野典子代表取締役社長より、直近の会社の取組についてご説明いただき、誰もが知る大手企業数社との連携状況など、学生たちは興味津々に話を聞いていました。

その後、本社と物流センターのラッピングロジの見学を行いました。本社は、周りが一目で見渡せる開放的なオフィスで、商品企画や在庫管理など様々な部署がありました。ラッピングロジでは、商品の仕分けや、詰め合わせ、包装などの作業がされており、本社で企画したものが「ギフト」という形でお客様のもとへ届けられる流れを学ぶことができました。