【開催報告】2023年度第2回「ガクセイ社会科見学(バスツアー)」を開催しました!
2024年2月16日(金)に第2回「ガクセイ社会科見学」を開催し、11名の学生が参加しました。
本企画は大学リーグやまぐち県内就職部会が行う事業の一環として開催するもので、山口県内の大学生等を対象に、
県内の企業や地域の魅力を実体験として感じていただくことを目的として、県内の企業や観光スポットを訪問・探索するイベントとなっています。
今回は、古くから周防の国の国府として栄え、また交通の要衝として発展した歴史のある防府市を訪れました。
最初に、大村印刷株式会社を訪問しました。
本社到着後、総務部の桑原優里さん(山口県立大学 国際文化学部卒業生)より、企業説明がありました。印刷だけではなく、デジタルコンテンツ制作や紙製VRゴーグルの開発など、業務内容が多岐にわたっていることを伝えていただきました。
その後、本社敷地内の工場などを見学しました。撮影スタジオでは本格的な撮影機材が所狭しと並んでおり、現場でどのように撮影されているのか専門スタッフの方に実演いただきました。印刷工場では、用途に応じた様々な機械が稼働しており、大型のロール紙から私たちが普段目にする広告物などが完成するまでの一連の過程を学ぶことができました。
続いて、株式会社丸久を訪問しました。
本社から少し離れた場所にある丸久プロセスセンターに到着後、さっそく工場見学の準備に入りました。食品を取り扱う工場だけあって衛生管理が徹底されており、専用の長靴の着用や、区域によって持ち込めるものに制限があるなど様々なルールがありました。人事能力開発部の松永彩加さんとともに惣菜製造工程や食肉加工現場などを見学し、仕入れたものが商品として店舗に並ぶまでの過程を学ぶことができました。
工場見学の後は、プロセスセンターで調理されたお弁当を、会社の方々と歓談しながら食べました。学生たちは、どのような工程で作られたのか頭の中でイメージしながら舌鼓を打っていました。
次に、株式会社三友を訪問しました。
本社到着後、スタッフの方々に同乗いただき、同社の新田分室に向かいました。分室では、企業説明があった後、同じ敷地内にあるプロパンガスの中核充填所を見学しました。そこで、従業員の方に非常時を想定した訓練を実演いただき、常日頃から安全対策に取り組まれていることを実感しました。
続いて、業務部の蓑部茉祐さん(山口大学 経済学部卒業生)とともに同社が施工を手掛けた「人工芝多目的グラウンド」、「ソルトアリーナ」、「三友サルビアホール」を見学しました。多種多様な建材を取り扱っている同社の強みや、市民に愛される施設づくりへの想いなど伝えていただきました。
最後に、「日本最初の天神さま」と称される防府天満宮を訪れました。
まず、観光ガイドの吉田敬子さんとともに境内全体を練り歩き、歴史的スポットである大専坊跡や芳松庵などについて解説いただきました。
ガイド後は自由時間とし、まちの駅「うめてらす」で買い物を楽しんだり、きれいに開花していた梅の写真を撮影したりと、思い思いの時間を学生たちは過ごしました。
参加した学生からは、「防府市の魅力について、色々な側面から知ることができ貴重な体験となりました」「自分1人じゃ味わえることのできない体験ができてとても楽しかったです」「様々なジャンルの体験をすることができて就職選択の幅が広がった」といった感想をいただきました。
ご協力いただいた企業の皆さまには、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
今後も、学生と企業の皆さまとの接点をつくり、若者の人材育成並びに地域への定着促進に向けて取り組んで参ります。
<お問い合わせ先>
窓口:山口大学地域未来創生センター・若者定着促進室
担当:廣田、山田
TEL:083-933-5478
E-MAIL:wakasoku@yamaguchi-u.ac.jp