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本学への寄付

【開催報告】2024年度第1回「ガクセイ社会科見学(バスツアー)」を開催しました!

20249月6日()に第1「ガクセイ社会科見学」を開催し、22名の学生が参加しました。
本企画は大学リーグやまぐち県内就職部会が行う事業の一環として開催するもので、山口県内の大学生等を対象に、
県内の企業や地域の魅力を実体験として感じていただくことを目的として、県内の企業や観光スポットを訪問・探索するイベントとなっています。

今回の「ガクセイ社会科見学」では、『山口マリンイノベーション』をテーマとし、海のフィールドで活躍する下関市内の企業などを訪問しました。

最初に、JRCS株式会社の豊浦事業所を訪問しました。
人事総務課の坪上みちるさんに会社説明をしていただき、世界の輸出入のほとんどが海上輸送によって行われていること、そして海上物流を止めないためには同社が製造販売する船舶の配電盤や機関監視制御盤などが必要不可欠であることを学びました。また、社内託児所の設置や、有給休暇の取得推奨など、社員が働きやすい環境の整備に取り組まれていることを知りました。
続いて、人事総務課の小林香貴さん(水産大学校 海洋機械工学科卒業生)に設計棟と工場をご案内いただきました。設計棟では、電気設計やソフトウェア設計などの設計部門をはじめ、営業部門や生管・調達部門があり、多くの方が自由な服装で業務をされていました。工場では、様々な機械が稼働しており、鋼板への板金塗装や部品の組立、電線の配線作業などを間近で見ることができました。

 

お昼には、下関市の代表的な観光地である唐戸市場を訪れました。
ツアー日は、祝日週末限定開催の「活き活き馬関街」が開催されており、活きの良い海鮮と市場ならではの活気を学生たちは味わっていました。

 

続いて、関門港湾建設株式会社のテクノベース(長府工場)を訪問しました。
到着後まず、岸壁に係船されていた全長67メートルの大型電気式グラブ浚渫船「第三関雄」の船内をご案内いただきました。業界トップクラスの強力な掘削能力を発揮する巨大なグラブなどを見学し、あまりの迫力に学生たちは驚いていました。また、工事部の稗田拓郎さん(山口大学工学部卒業生)より船に搭載されている自社開発の高精度ナビゲートシステムを解説いただき、作業の効率性や品質性向上などに役立てられていることを知りました。
見学後は、採用担当の赤岸真実さん(下関市立大学経済学部卒業生)に会社説明をしていただきました。同社が所有する様々な大型作業船の各役割について実際の工事事例を交えて解説いただき、工事施工のほかに土質や工法などの研究もされていることを教えていただきました。質疑応答の時間では相次いで学生から質問がなされ、環境を守るために取り組んでいることなどに回答していただきました。

 

参加した学生からは、「普段学校の実習で使っている機械が製造されているところを見れてとても良い経験になりました」「自分が専攻している土木関係の会社だったため、身になる話を聞かせてもらって非常に有意義でした」といった感想をいただきました。

今後も、学生の皆さんに山口県の魅力をたくさん知ってもらえるようなイベントを企画してまいります。

 

<お問い合わせ先>

 窓口:山口大学キャリアセンターキャリア教育部門

 担当:廣田、山田

 TEL083-933-5548

 E-mailwakasoku@yamaguchi-u.ac.jp

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