【開催報告】令和6年度(2024年度)第3回「ガクセイ社会科見学(バスツアー)」を開催しました!
2024年11月30日(土)に第3回「ガクセイ社会科見学」を開催し、16名の学生が参加しました。
本企画は大学リーグやまぐち県内就職部会が行う事業の一環で、山口県内の大学生等を対象に、県内の企業や地域の魅力を実体験として感じていただくことを目的として、県内の企業や観光スポットを訪問・探索するイベントです。
今回の「ガクセイ社会科見学」では、萩市を中心に活躍している企業4社を訪問しました。
はじめに、有限会社椙八商店を訪問しました。
こちらの企業ではシラスなど海産物の漁獲および加工製造を営んでおり、水揚げされた海産物が加工場にてどのような工程を経て商品になるのかについて専務の椙本将司様にご説明いただきました。また、ちりめんじゃこに混入している雑魚や異物の除去を体験させていただいたほか、漁船の見学も行い、実際の仕事のイメージをより具体的に膨らませることができました。
その後、道の駅「萩しーまーと」で昼食をとり、午後は製造業3社に伺いました。
まず、トーフレオメガフレックス株式会社を訪問しました。
到着後、同社がステンレス製フレキシブルチューブ製造のパイオニアであり、現在では海外4か国に製造拠点を展開していることについてご説明いただきました。その後、ご担当者様に工場内をご案内いただき、実際に製品が製造される様子を見学しました。また、開発・品質保証センターではチューブの耐圧試験などを拝見することができました。
つづいて、株式会社宮本鐵工所を訪問しました。
前半では、同社が鉄骨製品の設計から現場での建方までを一貫して手掛けていることについて、常務の宮本樹様よりご説明いただきました。また、専務の宮本憲治様からは、ご自身の学生時代のエピソードや学生へのアドバイスをお話しいただきました。後半では、溶接作業の様子や使用されている機械の見学に加え、CADソフトを用いた図面作成作業を拝見し、業務内容についてより深く理解を深めることができました。
最後に、嶋村化成株式会社を訪問しました。
同社はポリエチレンを原料とした多種多様なパイプを製造販売しており、社長の嶋村理郎様より事業内容や製品用途についてご説明いただきました。その後、工場内に移動し、パイプを熱で変形させる機械や、大型のパイプを切断する海外製の機械など多種多様な設備が稼働している様子を見学することができました。
参加した学生からは、「萩で活躍している企業をいくつも訪問でき、貴重な経験になりました」「就職の視野が広がりました」といった感想をいただきました。今回の企画を通じて、萩で活躍する企業について理解を深める良い機会になったと感じています。
今後も、学生の皆さんに山口県の魅力を体感していただけるようなイベントを引き続き企画してまいります。
<お問い合わせ先>
窓口:山口大学キャリアセンターキャリア教育部門
担当:廣田、山田
TEL:083-933-5548
E-mail:wakasoku@yamaguchi-u.ac.jp