本研究室では、豪雨や地震による地盤災害を減らすために、地盤の成り立ちや地盤を構成する土の性質を調べ、地盤災害が起こるメカニズム・条件を解明し、それを防ぐ技術を開発しています。
現地では、特殊な装置(ジオスライサー)を使って地層を剥ぎ取りし、その地盤の成り立ちを調べています。また、実験室では、サンプリングしてきた土の物理的・化学的性質、強さや変形のしやすさを調べています。
これにより、地盤災害が起こった土の諸性質・挙動が分かり、それをもとに数値シミュレーションを行えば、地盤の予測や安全対策に生かすことができます。さらに、過去に起こった地盤災害の時期や影響範囲を知ることもできるので、その土地の長い時間スケールでの安全性がわかるようになります。
わが国では、大きな地震がどこで起こっても不思議ではなく、また、昨今の気象状況から大雨もまたどこで降ってもおかしくない状況といえます。地盤をターゲットにした防災研究を発展させていきたいと考えています。
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よろしくお願いします。
鈴木 素之
鈴木 素之研究室
E-mail:
〒755-8611 山口県宇部市常盤台2-16-1
教員室:機社棟 B809号
研究室(学生部屋) : 社建実習棟2F(階段上がってすぐ左手)
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