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2025.08.01

*お知らせ* RICeD×クロスオーバープロジェクトの採択者が決定しました

 細胞デザイン医科学研究所(RICeD)は、「人と伴侶動物が健康で長生きし共生する社会の実現」というミッションのもと、最先端医療技術の創出と、その研究成果を人や伴侶動物に応用することによる難治性疾患に対する革新的治療法の開発を推進しています。

 このミッション達成のため、当研究所は分野の垣根を越えた分野融合研究を推進するべく、研究所内の複数の研究者による独創的で先進的な共同研究プロジェクトを「RICeD×クロスオーバープロジェクト」として公募しました。このたび、厳正な審査の結果、採択プロジェクトが3件、決定しましたのでお知らせいたします。


【採択プロジェクト・代表者】

プロジェクト名 代表者
『イヌ口腔内メラノーマに対するCAR-T細胞療法開発に向けた治療標的膜抗原の探索』 医・獣トランスレーショナル臨床研究部門
伊賀瀬 雅也
『疾患を超えて浮かび上がる血液脳関門の脆弱性― 個人差に基づく新たな病態理解と治療戦略の創出』 先進細胞治療研究部門
西原 秀昭
『消化器癌の再発抑制を目的とした微小環境改変技術の開発に向けた基礎的検討』 先進細胞治療研究部門
恒富 亮一

【審査の観点】

異分野間の強固な融合 単なる技術共有に留まらず、学術分野を超えた新しい融合研究の可能性を秘めていること。また、研究所内外を問わず、真に異分野が融合した独創的な研究であること。
実現可能性と将来性 プロジェクトの実現可能性が高く、今後の研究発展に繋がる「芽生え」となる研究であること。
若手研究者の活躍 若手研究者が主導権を持ち、新たな研究を切り拓いていく視点が含まれていること。

採択されたプロジェクトは、当研究所のセミナーやコロキウム等で研究成果を発表する予定です。また、URA(University Research Administrator)による伴走支援のもと、その他の外部資金を獲得しながらさらに研究発展につながることを期待しています。

RICeDは、今後も「RICeD×クロスオーバープロジェクト」を通じて、分野融合研究を強力に推進し、難治性疾患に対する革新的治療法の開発、ひいては「人と伴侶動物が健康で長生きし共生する社会の実現」に貢献してまいります。

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