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award 受賞

2025年4月9日

野菜園芸学グループの執行正義教授が日本農学賞・読売農学賞を受賞

創成科学研究科(農学系)の執行正義教授が2025年度「日本農学賞」並びに第62回「読売農学賞」を受賞し、2025(令和7)年4月5日(土)に東京大学弥生講堂で行われた授与式・受賞講演会において、表彰状と記念の表彰楯を授与されました。
日本農学賞は、1925(大正14)年に「農学賞」(農学賞牌)として始まった歴史あるもので、一般社団法人日本農学会が「農学上顕著な業績を挙げたもの」に対して贈る、日本の農学研究者にとって最高の栄誉とされる賞です。また、読売農学賞は日本農学会からの推薦により1964(昭和39)年より読売新聞社から授与されています。

https://www.yamaguchi-u.ac.jp/agr/news/5716/index.html

2025年3月6日

植物細胞シグナル学グループの冨士彩紗さんが日本学術振興会「育志賞」を受賞

冨士彩紗さんが、第15回(令和6(2024)年度)日本学術振興会育志賞を受賞しました。この賞は、令和6(2024)年5月23日~28日の期間に大学及び学術団体(日本学術会議協力学術研究団体に限る)より推薦された177名の候補者を対象に選考が行われ、選考委員会の選考結果に基づき、19名が受賞者として決定されました。冨士さんは、研究過程において、開口の駆動力形成を担う細胞膜H+-ATPaseが、光に応答して自己阻害領域内の2箇所のリン酸化により活性化することを発見しました。冨士さんは、生化学や分子生物学、分子遺伝学など、多角的アプローチによる研究に粘り強く取り組み、長年に渡り不明であった気孔開口の駆動力形成の仕組みを解き明かし、本領域の研究を大きく前進させました。

 

https://www.yamaguchi-u.ac.jp/news/40298/index.html

JSPS Ikushi Prizehttps://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/

 

2024年9月20日

植物生理学グループの菊池涼夏助教が日本植物学会賞若手奨励賞を受賞

創成科学研究科(農学系)の菊池涼夏助教が日本植物学会の2024年度日本植物学会賞若手奨励賞を受賞しました。若手奨励賞は、植物学に関する優れた研究を行う若手研究者に授与される賞です。2024年9月14-16日に宇都宮大学・ライトキューブ宇都宮で開催された日本植物学会第88回大会において、贈呈式が行われました。

菊池 涼夏

「ゲノム倍数化が植物の器官成長に及ぼす影響の定量的解析」

https://bsj.or.jp/jpn/members/information/202421.php

2024年7月23日

生物物理学グループの清水和眞さん,西村紀彦さん,沖村千夏さんが 21st IUPABにおいてポスター賞を受賞

創成科学研究科 地球圏物質科学系専攻 生物学コース(生物物理学研究室 博士前期課程)の清水和眞さん、西村紀彦さん、及び、生物物理学研究室 学術研究員の沖村千夏さんが、2024年6月24~28日に京都国際会館で開催された21st IUPAB(第21回国際生物物理学会)において Student and Early Career Reseacher Poster Award(学生・若手研究者ポスター賞)を受賞しました。3人は細胞集団運動や単独の細胞の運動について研究しており、今後の研究の発展が期待されます。

2023年12月4日

武宮班の冨士彩紗さんが Taiwan – Japan Plant Biology 2023 (TJPB2023) において Poster Presentation Excellence Award を受賞

大学院創成科学研究科ライフサイエンス系専攻(植物細胞シグナル学研究室博士後期課程)の冨士彩紗さんが、2023101316日に台北のAcademia Sinicaで開催されたTaiwanJapan Plant Biology 2023(TJPB2023)において、PosterPresentation Excellence Awardを受賞しました。本大会は、日本植物生理学会(JSPP)と台湾植物学会(TSPB)との合同国際会議として開催され、300以上の演題の中から10名がポスター賞を受賞し、冨士さんはその中でもトップ3の受賞者として表彰されました。冨士さんの益々の活躍が期待されます。

 

2023年10月12日

妻鹿班の日名弘貴さんが第15回中国地域育種談話会で優秀発表賞を受賞

農学部生物資源環境科学科4年生の日名弘貴さん妻鹿良亮准教授研究室)が、202392324日に鳥取県若桜町の氷太くんで行われた第15回中国地域育種談話会で優秀発表賞を受賞しました。

本研究では、コムギの節水型系統と非節水型系統の両親系統から作出された交配集団を栽培し、光合成関連形質の大規模スクリーニングを行い、QTL解析によって蒸散を抑制しつつも光合成能に優れる形質を支配する遺伝子が存在する領域を絞り込むことに成功しましたその成果が評価され、今回の受賞となりました。

 

2023年10月12日

妻鹿班の平田駿一郎さんが第15回中国地域育種談話会で優秀発表賞を受賞

大学院博士前期課程1年生の平田駿一郎さん妻鹿良亮准教授研究室)が、202392324日に鳥取県若桜町の氷太くんで行われた第15回中国地域育種談話会で優秀発表賞を受賞しました。

本研究では、アブシシン酸に対する感受性を調べることでコムギのEMS変異体集団からその一つが実際に水を節約して栽培が可能な系統であり、その系統が持つ変異がタンパク質のリン酸化調節と関わる可能性があることを明らかにしました。その成果が評価され、今回の受賞となりました。

 

2023年7月30日

武宮班の冨士彩紗さんが中国四国植物学会大会において優秀発表賞を受賞

大学院創成科学研究科ライフサイエンス系専攻(植物細胞シグナル学研究室博士後期課程)の冨士彩紗さんが、202351314日に開催された第79回中国四国植物学会大会において、優秀発表賞を受賞しました。冨士さんは植物の気孔が光に応答して開く際の駆動力形成機構について、新たな重要メカニズムを発見しました。その研究成果とプレゼンテーションが高く評価され、このたびの受賞となりました。

今回の受賞に対して冨士さんは、「この度は優秀発表賞を頂きたいへん光栄に思います。学部生のころからの研究がようやく実を結び、評価されたことが非常に嬉しいです。この受賞はひとえに、一から丁寧にご指導くださった武宮先生や、笑いあいながら時に厳しく支えてくれた研究室の皆さま、また研究に集中できるようにどんな時も支えてくれた家族がいてくれたからだと思います。よりいっそう研究に励み、植物のもつ面白い分子制御メカニズムを発見していきたいです。」と述べています。

冨士さんの益々の活躍が期待されます。

2022年10月14日

松井班の手嶋琢さんが日本きのこ学会で学生優秀発表賞を受賞

 大学院創成科学研究科ライフサイエンス系専攻博士後期課程3年生の手嶋琢さん(松井健二教授研究室)が、日本きのこ学会第25回大会で学生優秀発表賞を受賞しました。
 手嶋さんは、2022年9月26日-28日に開催された日本きのこ学会第25回大会において、「担子菌ジオキシゲナーゼはキノコ香気成分
1-オクテン-3-オールの生成に必須である」と題した研究を発表し、審査の結果、学生優秀発表賞に選ばれました。

 1-オクテン-3-オールはマツタケオールとも呼ばれ、キノコに特徴的な香気成分です。この化合物がどのようにして作られるのか、40年以上も不明のままでしたが、手嶋さんを中心とした本学の研究グループと、京都大学、佐賀大学、森林総研、メーファーラン大学との共同研究で世界で初めて1-オクテン-3-オール生合成酵素を発見し、その性状を明らかにしました。

 この成果の一部は国際誌 Journal of Biological Chemistryにも掲載されました。

2022年4月15日

松井健二教授 が「日本農学賞・読売農学賞」を受賞

 創成科学研究科農学系学域松井健二教授2022年度「日本農学賞」並びに第59回「売農学賞を受賞し、令和4日()に東京大学伊藤謝恩ホールで行われた表彰式において、表彰状と記念の表彰楯を授与されました。

 日本農学賞は、日本農学会が「農学上顕著な業績を挙げたもの」に贈るもので読売農学賞は読売新聞後援により同じく農学分野での優れた研究成果を挙げたものに贈られるものです。今回受賞の対象となった「みどりの香りの科学」に関する研究は、長年松井教授が研究を行ってきた葉の香りが、害虫から身を守るためのコミュニケーション手段になっていることを実証するものであり、その有用性応用性が高く評価されました松井教授は「このような伝統ある賞を受賞できて光栄です。これを励みに更に良い成果を挙げられるよう努めますと受賞の喜びを語られました。

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