活動報告
一般公開シンポジウム・講演
場所:KDDI維新ホール1階・メインホール
日時:令年6年4月26日
令和6年4月26日(金)にシンポジウム「地域レジリエンス研究センター キックオフシンポジウム」(主催:山口大学地域レジリエンス研究センター)が、KDDI維新ホール1階・メインホールにて対面開催されました。
会場には民間や官公庁、大学から合計344名が参加しました。
シンポジウムでは、学内外から7名の講師の皆様に、行政(山口県・中国地方)、地方建設コンサルタント、大学(防災関係、医療・福祉関係)のそれぞれの立場から、平時の備えや対策、災害時の復旧対応などについての現状を、問題提起も含めてご講演いただきました。また、今後の産学官民の連携を図るために、本センターや山口大学の果たす役割や相互協力についても期待をこめてお話いただきました。
会場内には、講演では紹介しきれなかった本センター研究者会員の研究発表ポスターや、企業会員の取り組みを紹介したポスターの展示があり、ポスター発表の時間には意見交換が盛んに交わされ、大変有意義な場となりました。
司会:一般社団法人 レベルフリー 代表 坂本京子(気象防災アドバイザー)
- 山口大学地域レジリエンス研究センター センター長 赤松 良久
講演題目:「地域レジリエンス研究センターの紹介」 - 愛媛大学大学院地域レジリエンス学環 副学環長 / 愛媛大学工学部長 森脇 亮
講演題目:「愛媛大学・地域レジリエンス学環の紹介」 - 国土交通省中国地方整備局 企画部長 津森 貴行
講演題目:「中国地方整備局における国土強靭化への取り組み」 - 山口県土木建築部長 大江 真弘
講演題目:「山口県におけるDX&防災への取り組み」 - (一社)山口県測量設計業協会 技術副委員長 德原 裕輝
講演題目:「(一社)山口県測量設計業協会の災害復旧対応状況」 - 山口大学医学部附属病院先進救急医療センター センター長 鶴田 良介
講演題目:「地域医療のresilienceとvulnerability〜災害と感染症パンデミックに際して」 - 山口大学 名誉教授 /(有)山口ティー・エル・オー 代表取締役 /(一社)やまぐちGISひろば 代表理事 三浦 房紀
講演題目:「災害多発時代における地域レジリエンス研究センターへの期待」
研究会講演会
場所:山口大学工学部ラーニングラボ(WEB配信を併用したハイブリッド開催)
日時:令和6年12月11日(水)
令和6年12月11日(水)に、「令和6年度 博士後期課程への進学のススメ!講演会」が開催され、会場では学生含め17名が、Zoomでは企業から36名が参加しました。
最初に、山口大学大学院創成科学研究科建設環境系専攻の鈴木素之教授から、博士後期課程への進学における不安(金銭面・就職先・研究者に向いているか?等)について、学生に向けて丁寧に説明がありました。
講師のジェイアール西日本コンサルタンツ株式会社の藤井 公博 氏からは、社会人ドクター経験者としての立場から、進学のきっかけや入学から修了までのスケジュール、進学のメリットとデメリットについてお話いただきました。
講師の東京理科大学の石丸 太一 氏からは、山口大学4年生から修士、博士へと進学された経験から、進学を決めたポイントや博士課程の3年間の活動について、取得後の今について等をお話いただきました。講師のお二人とも、進学を考えている学生たちの不安に寄り添って様々な質問にもお答えいただき、有意義なお話をお聞きすることができました。
2.東京理科大学 創域理工学部 社会基盤工学科 助教 石丸 太一
場所:完全オンライン(Zoom ミーティング)
日時:令和6年8月27日(火)
令和6年8月27日(火)に、第24回地域レジリエンス研究会定期講演会「土手のお話し~河川堤防の被災と対策・観測の研究~」が完全オンライン形式で開催され、会員のみWEBで25名が参加しました。
山口大学大学院創成科学研究科建設環境系専攻の森啓年准教授から、河川堤防の被災と対策についてお話いただきました。また、越水に対して粘り強い河川堤防の開発や光ファイバセンサを使った河川堤防のモニタリング技術についてもご紹介いただきました。参加者からは特に光ファイバを使った振動計測についての質問があがり、リモートセンシングを活用したモニタリング技術について等、様々な議論がなされました。
場所:山口大学工学部ラーニングラボ(WEB配信を併用したハイブリッド開催)
日時:令年6年7月10日
令年6年7月10日(水)に、第23回地域レジリエンス研究会定期講演会「LiDAR測量,ドローン撮影等を用いた秋吉台石灰岩洞窟の崩壊と断層の関係」がハイブリッド形式で開催され、会員のみWEB16名、会場18名が参加しました。
山口大学大学院創成科学研究科地球科学分野の辻智大先生から、1.洞窟でのiPhoneを使ったLiDAR測量について、2.帰水でのドローン空撮について、3.On Stationというソフトを用いた断層面の投影等についてご説明いただきました。参加者からは石灰岩層の形成過程や測量方法について等の質問が多数あり、議論が盛り上がりました。
場所:山口大学工学部社建会議室(WEB配信を併用したハイブリッド開催)
日時:令年5年12月26日
令年5年12月26日(火)に、令和5年度「博士後期課程への進学のススメ!講演会」(山口大学地域レジリエンス研究センター主催)が山口大学工学部会場とWEB配信を併用したハイブリッド形式で開催されました。
会場では山口大学学生を中心に13名が参加し、WEBでは企業会員を中心に7名が参加しました。
大阪工業大学工学部都市デザイン工学科准教授の藤本哲生先生および宮崎大学工学部社会環境システム工学科助教の神山惇先生から、ご自身の波乱に満ちた人生経験をもとに、博士後期課程へ進学した理由や社会に出てからのメリット、学費や奨学金の制度等についてお話いただきました。
参加者の学生からは多数の質問があり、現在の研究への取り組み方や将来の働き方について考えるよい機会となりました。
- 大阪工業大学 工学部 都市デザイン工学科 准教授 藤本 哲生
- 宮崎大学 工学部 社会環境システム工学科 助教 神山 惇
研修会
場所:山口大学工学部
日時:令年6年6月12日
場所:山口大学工学部
日時:令年6年2月7日
場所:山口大学工学部
日時:令年5年11月8日
令年5年11月8日(水)に、第1回 実践 BIM/CIM講習会~業務実践力を身につけよう(砂防ダム編)~(山口大学地域レジリエンス研究センター主催、山口県土木建築部技術管理課共催)が開催されました。
会場では建設業、測量・コンサルタンツの社員約20名が参加しました。