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Research

細胞間コミュニケーションメカニズム

細胞外小胞(エクソソーム)は細胞から分泌される100nm程度の小胞で、内部には様々な分子が内包されています。細胞はエクソソームを用いて、情報の伝達を行っています。さらに近年の研究で、エクソソームは情報伝達を通じて、様々な生命現象に関与していることがわかってきました。私達は、エクソソームを中心とした細胞間コミュニケーションと疾患メカニズムさらには生物の発生・成長・老化におけるエクソソームの重要性理解を目指しています。

Regucalcin

レギュカルチン(Regucalcin)はカルシウム結合タンパク質として1978年に同定されました。レギュカルチンは、細胞質でカルシウム濃度の恒常性維持に働くだけでなくシグナル伝達にも関与しています。さらに、レギュカルチンは、核内にも移行し転写因子としても働いています。レギュカルチンは、非常に多様な機能を持った興味深いタンパク質です。私達は、レギュカルチンの機能や老化における役割について研究しています。

筋ジストロフィーの病態解明

筋ジストロフィーの一種であるLGMD2Bや三好型筋ジストロフィーは、ディスフェリンの機能不全が原因で発症します。私たちは、ディスフェリンが関与する筋ジストロフィーの病態解明やディスフェリンの機能について研究しています。